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(…やばいやばい、とりあえず泣いてるとこ見られた？)
「……荒垣くん、部活は？」
「…長距離は雨が降ってきたから中止。でもプリント忘れてて…」
…こんな会話、前もした気がする。
……とりあえず帰ろう。
「そっか。じゃあね、またあし…っ、」
カバンを持ち、プリントを抱えて教室から出て行こうとしたけれど、
「…なんで泣いてんの…？」
荒垣くんに腕を掴まれていた。
……見られちゃってた、
「…泣いてないよ、目にゴミが入って赤くなっ…」
「じゃあこんなに腫れないでしょ、」
…バレてる…
「…っ、ホントに何でもないから…」
「……俺、そんなに頼りない？」
…え？
「…俺でよければ話さない？抱え込むのが一番辛いだろ？」
……そんな優しい言葉をかけられたら、
「っ、うっ、…」
泣かずにはいられない
「…とりあえず、座ろう、落ち着いたら話して、」
「っ、う、ん…」
しばらくの間、私はまた泣いていた。
「…大丈夫、大丈夫」
その間、ずっと私の頭を撫でていてくれていた。
・
・
「………フラれちゃった。」
すると、荒垣くんは目を見開いた。
…まあ私が恋愛なんて、キャラにないんだけどね
「………正確に言うと、対象に入れてなかった…って言うべきかな。、」
…申し訳ないけど、見られちゃったんだから聞いてもらうことにしよう。
「………私、好きな人がいたんだけどね、その人に、」
『年下に手ぇ出すなんてどうにかしてた、』
思い出すだけで涙がこみ上げてくる。
「…って言われちゃって。
……たった2歳しか変わらないのに、対象に入れなくて。
………って、ごめんね、こんな話、つまんないよね。」
少し笑ってみせた。
「……れなら、」
「…ん？」
不意に俯いていた顔を上げ、私の目をまっすぐ見る。
「…俺なら、絶対Aを泣かせたりしない。」
…え？
「…それってどういう…っ、」
グイッ
腕を掴まれて、荒垣くんの方に倒れこむ。
そして、
ギュッ
「…へ？」
荒垣くんの分厚い胸にすっぽりと収まっていた。
「…好きだ、A。」
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・
………………え？
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那星月佳(プロフ) - みなさん» はい、必ず見ますね！楽しみです！ (2019年3月18日 21時) (
レス) id: 25acefb684 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 那星月佳さん» ありがとうございます！続編も見て頂けると嬉しいです！ (2019年3月18日 20時) (レス) id: 160134a9e7 (このIDを非表示/違反報告)
那星月佳(プロフ) - 受験お疲れ様でした。続編へも続くのはとても嬉しいです。今後も応援してます。 (2019年3月18日 19時) (レス) id: 25acefb684 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ @メイン(プロフ) - まぃりぃさん» そうなんですか！お互い頑張りましょうね！ (2018年8月24日 12時) (レス) id: dbbaa59aee (このIDを非表示/違反報告)
まぃりぃ - お知らせ見ました！実は私もなんです…。頑張ってください！！応援してます♪ (2018年8月23日 23時) (レス) id: 6b8bf83b3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ x他1人 | 作成日時：2018年4月5日 15時
