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次の日、日曜日。母さんがいつ知ったのか、
「Aちゃん、今風邪ひいてるんですって？桜さんは今日休日出勤だっていうし…駿、これ持ってお見舞い行ってきて。」
「はぁ？母さんが行けばいいじゃん。」
「私じゃ意味ないの！駿が行かないと。」
‥‥母さん、何考えてんだよ…ニヤニヤしてるし。
「俺、テストあるんだけど。」
「あんた自分でなんてしないでしょ。」
‥‥言い返せない。仕方ない、行くか。
ピンポーン
…昨日のことがあるから緊張するな…
「はーい…」
ガチャ
「わ、駿…」
「…わってなんだよ。」
‥‥やっぱりまだ熱あるのか？
俺はAの額に手を置きながら言った。
「…まだ熱下がってねーの？顔真っ赤…」
すると、Aは更に赤くなりながら言った。
「も、もう熱は下がったから…」
…ホントに大丈夫か、こいつ。
「とりあえず家入れろ。これ重いから。」
「え、ちょ」
取り敢えず家に押し入り、リビングのテーブルに一つ一つ出しながら言った。
「これがおかゆで、リンゴとスポーツドリンクと桃とパイナップルの缶詰とミカンの缶詰な。」
「あ、みかん缶…」
Aはみかん缶を見て目を輝かせた。
「フッ…お前、昔からみかん缶好きだもんな。」
Aは昔から風邪をひいた時はいつもみかん缶を食べていた。
『みかん缶おいし〜！』
『A、もう熱ないだろ。』
『一応熱あるもん。みかん缶がおいしいだけ〜 駿も食べる？ほい、』
『いらねーよ！』
昔はこんなことを言いながらAのそばにいたんだよな。なんだかんだで心配で。
「悪かったね、子供で。」
ムキになるAが凄く可愛くて。
「別に、可愛いじゃん。」
とぽろっと口が滑ってしまった。
「あ、やべ…」
思わず口元を手の甲で押さえた。
「…」
あれ？いつもは気にしないのに…
急に静かになったから、俺はAの方を見た。
「A？どうし…」
「///ちょ、こっち見ないで…」
とても顔が赤かった。
「どうした？」
「な、何でもない///」
何でもなくない顔だけど…
何か今日凄い反応が可愛いんだけど…
…熱で反応変わったのか？
桜さんはAさんのお母さんです。固定します、ごめんなさい…
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あや - ミナさんの小説とても面白くて大好きです！本当にありがとうございました!これからも読ませていただきます！ (2020年5月29日 11時) (
レス) id: c76ac59f23 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ - 同じ名前の方が作者さんだったのでなんとなく読んでたらすごいキュンキュンしました、ニヤニヤ止まらない (2019年4月2日 3時) (レス) id: 290d7994a1 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - 緩芳さん» やっとテストが終わって‥‥更新できます！多分(笑) 両立できるように頑張ります！ (2018年5月27日 20時) (レス) id: bbafda29f4 (このIDを非表示/違反報告)
緩芳 - テストお疲れ様です！大変ですよね。よく分かります。これからも、勉強と更新頑張って下さい！！ (2018年5月27日 12時) (レス) id: c0887ec13b (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - まぃりぃさん» ありがとうございます！(^▽^)/ これからも頑張ります！ (2018年4月30日 11時) (レス) id: bbafda29f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ x他1人 | 作成日時：2018年3月8日 21時
