【あんスタ】普通科の天才美少女は揺るがない。

33.あれ、久しぶりの登場？ ページ35

次の日、病院に行って、帰ってきてから動く気にはならなかった私は、暫くベッドでダラダラとして、いつの間にか夕方になった。

ピンポーン

家のインターホンが鳴った。

お母さんがドアを開けたのであろう、下から話し声も聞こえる。

そして、階段をあがる音が聞こえた。

ガチャリと私の部屋のドアが開いた。

レオ｢うっちゅ〜☆久しぶりだな、A！｣

｢え、｣

？｢急にお邪魔してしまいすみません、そして初めまして！｣

なぜレオ先輩が？

てか隣の方は何方……

｢わざわざありがとうございます。家の場所は……あぁ、あんずですか？｣

レオ｢あんず？あんずって誰だ？？……あ、あんずか！！｣

｢あと、貴方は……｣

司｢ああ、すみません！！私はアイドル科１年、朱桜司と申します！よろしくお願い致しますね、Aお姉様！ ｣

あと、司とお呼びください！という司くん。

うん、可愛い子かな？( ˙꒳˙ )

｢よろしくね！｣

レオ｢そういえば、最近瀬名が元気ないけど話したか〜？｣

うぐっ

私はきっとわかりやすく顔を歪めたであろう。

そしてその反応を見てレオ先輩と司くんは顔を見合わせた。

司｢実は私たち……｣

｢ん、わかるよ。あんずに言われてきたんでしょう？わざわざごめんね。｣

司｢いえ、それだけではないんです。｣

｢え｣

司｢あの……瀬名先輩と、ギクシャクしているとお聞きして……｣

レオ｢聞き出してこいってわけだ！！わははは☆｣

｢あー……そうですか………｣

正直話すことなんて何もないんだけどな

司｢それで、何が？｣

｢ゆうくんの盗聴器捨てて喧嘩した｣

｢｢？｣｣

司｢え、え…？｣

｢ん？｣

レオ｢くだらないな！！わっはははは☆｣

｢え、くだらなくなくない！？｣

ちょうどそのあとお母さんがお菓子を持ってきた。

司くんがめちゃめちゃ幸せそうに食べてた、可愛いなおい。

司｢……もうこんな時ですね、そろそろ帰りますか、leader｣

レオ｢お？そうだな！｣

なんてことを言って２人は帰っていった。

…なんだったんだ、一体。

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