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「おぃ、聞いてんのかぁ。」
『はいはい、聞いてますよー』
すっかり、この空間はお酒に支配されてしまった。
都合よくほとんどの人が明日はオフで、みんな気にせずお酒を次から次へと飲んでいた。
「なぁ、今日お前ン家行きてえんだけど」
『父さんいますよ？』
「うぅー、じゃあいい。」
彩子「三井さん、アンタにべったりね。」
笑いながらそういう彩子。けれどそんな彩子にも私のようにひっつき虫がいる。
『リョータもね、彩子やっと付き合ったんだって？』
彩子「うん、まぁ、リョータのことは元から嫌いじゃなかったしね」
おっと、これ以上踏み込んだ話はやめておこう。そろそろ元気な奴らがここへ突撃してくる。
噂をすれば。
桜木「おいリョーちん、ミッチー、もうへばっているのかね？」
『あら花道、あんたも顔赤いよ』
流川「どあほうは酒弱い」
彩子「そういう流川はあまり変わらないわね？」
『へぇ、流川お酒強いんだ』
流川「あんまり飲まねえけど、今日はトクベツ」
『よく喋るね、流川。』
撫でやすいように耳をしまう犬のような、上手く言葉ではいえないけどそんな感じがした。
面白くて笑っていたら変な奴だと思われたのか首を傾げられたけど。
「あーー！赤木さんっ、こぼしてます水！！」
『あっちもあっちで大変そうね。』
石井やシオがあたふたしながらキャプテンの周りを駆け回っている。桑田くんによると、赤木さんは湘北バスケ部で呑むと毎回こうなるらしい。
ワイワイ騒いでいた時、不意にお店の扉が開いた。
本来だったら今日は空くはずがない、らしいのだけれど、入ってきたその顔を見て納得がいった。
「どーも」
『わ、洋平くん！』
三井「……水戸ぉ？ おぉ、何でいるんだよ。」
水戸「花道の迎えっス。けどまだ終わんなさそうスね」
『だいぶ出来上がってるからそろそろ解散した方が良さそうかなとは思うんだけどね』
水戸「……晴子ちゃんも呼びます？」
『晴子ちゃん、忙しくないかな？』
水戸「まあ大丈夫でしょ、赤木サンのこと言えばきっと来てくれると思いますよ」
それから10分ほど、またガヤガヤと騒がしくなる店内。
花道が洋平くんを連れてキャプテンたちの元へ行き、彼もご飯をつまみ始めた。
私は眠ってしまっている三井さんと、彩子は離れないリョータを他所に話していた。
彩子「……そーいえば、アンタは最終的に三井さんに落ち着いたのよね。」
『うん、そう。』
彩子「思うと色々あったわね。」
『超あったね』
彩子「今、幸せ？」
『それはもう、最高に。』
彩子「なら良かったわ。三井さんに幸せにしてもらいなさい！」
『うん！』
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シルビア★姉貴 - 晴さん» 💦💦（わざとじゃない事だけは分かって下さい…😣😣😖😖） (1時間前) (
レス) @page26 id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - 晴さん» ごめんなさい…💦💦🙏🙏🙇🙇🥺🥺 (1時間前) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
晴(プロフ) - シルビア★姉貴さん» 誤字への指摘は有難いですが、幾つも送られると困ります。直したら非表示にさせて頂きます (1時間前) (レス) id: dd7884e58b (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - 同じく第2シリーズの64話【小暮】ではなくて【木暮】です。 (5時間前) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - 初コメ失礼します。第2シリーズ51話は【高宮】になってますけど…【高砂】です。ちなみに…【高宮】は桜木軍団のぽっちゃりパンチパーマグラサンです(笑) (6時間前) (レス) @page20 id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HAL | 作成日時：2023年6月2日 21時
