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某日、体育館へ不良の集団がやって来た。

どうやらそのグループのトップはバスケットボール部を恨んでいるとか、いないとか。



「自分のせーで出場停止とか食らっちゃあ、イヤだもんな、宮城。」


前歯が欠けており、屈強な男たちに"みっちゃん"と呼ばれる長髪の男。





宮城「関係ねえだろ!!!!
やるならオレだけで良いじゃねえか!」


宮城と因縁がある様子だった、次々に湘北バスケ部員に暴行を加え、ついには道具まで持ち出していた。





彩子「アンタたち、大変なことになるわよ...」


屈強な男たちの間に割って入る勇敢な彩子、しかしそんな事はお構い無しに男たちはケラケラと笑っている。



「次は女か.....?」


「この前三井が遊んでた生意気な女とはまた系統が違うが、いい女だな...

俺の好みだ。」

「オレも好みだ。」





「...っ、」ギク



結局、この不良たちは女だろうと構わず手を挙げる奴らだった。
彩子が手を挙げられて宮城が暴走、最終的には流川や桜木、挙句には赤木まで相手に手を挙げる始末。


バレたら部活停止程度じゃすまないだろう。











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彩子 side




木暮「夢見させるようなこと言うな!!!!」


三井の過去について、淡々と語り始めた木暮先輩。

ハッとした。



それにさっき言われたことだって、今でこそ冷静になったからしっかりと考えられる。


"「前に三井が遊んでだ た生意気な女とは.......」"


だなんて、とても嫌な予感がしたのだ。

どうしてもっとこの時に考えなかったのだろう、と後になってとても後悔してしまうことを今はまだ知らない。





木暮先輩や赤木先輩は三井さんのことについて話していて、あとから花道のお友達がたくさん庇ってくれたおかげで今回の件でバスケ部が被害を受けることはなかった。


ただ、三井さんがまたバスケ部員として湘北バスケ部(ウチ)に戻ってきて、あの子はきっと喜ぶだろうと思っていた。

なんたって、中学の時からずっと憧れていた選手だと言っていたから。もう耳にタコができるほど県大会決勝の話は聞いた、自分は見に行っていないのに試合の内容を説明できるほどだ。





部活というか、一悶着あって色々終わったあと、着替えを済ませて帰ろうとすると声を掛けられた。


宮城「アヤちゃん!!!」

彩子「どした?」




宮城「今から、Aンとこ行こう!!」




と、思いも寄らぬ誘いだった。

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HAL(プロフ) - ネコさん» ネコさんありがとうございます…、気づいた時めちゃ声出ました、、音で覚えてちゃ行けないですね……!!! (2023年1月28日 14時) (レス) id: dd7884e58b (このIDを非表示/違反報告)
ネコ - いつも楽しく読ませてもらっています。面白いです、藤真さんのまは、真じゃないでしょうか?間になっていますよ。更新楽しみにしています。 (2023年1月28日 11時) (レス) id: 424c5bcf0c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:HAL | 作成日時:2023年1月21日 19時

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