二人なら最強、ただし相性最悪……？【ヒロアカ】 (ページ4)

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そして来る合宿！！！

「え？A組補習いるの？
つまり、赤点取った人がいるってこと！？
ええ！？おかしくない！？おかしくない！？A組はB組よりずっと優秀なハズなのにぃ！？あれれれれぇ！？」

『え、なに、あの人……こわい』

耳郎「ちょっと危ないよね、近寄らないでおこ」

B組の女の子が一発お見舞してその男の子を引き取ってった。

「体育祭ではなんやかんやあったけど、まぁ、宜しくねA組」

「ん」

かっ、かわいい女の子がいっぱいいる

芦戸「こら、変な顔なってるよ」

『あっ、いけないいけない！』

なんて茶番をしてからバスに乗り込む。

『お隣だね…』

運がいいのか悪いのか、私の隣は爆豪くん。

最近はよくこんなこと起きるよなあ

通路側に座らせてもらった。
バスが出発するとクラスメイトは大はしゃぎ、わいわいと盛り上がった。

相澤「これから1時間後に1回止まる、その後はしばらく……」

先生がなんか話してたけど車内の騒々しさと距離の遠さで何も聞こえない。

あ、言うの諦めた。

『ふぁ、なんか眠くなってきちゃった、かも
ごめんなんだけど爆豪くん、着いたら起こして………』

爆豪「ん」

頬杖をつきながら外の景色を眺めている彼。

昨日の夜なかなか寝つけなかったのはお前のせいだかんな！！！けっ！

『……』ｽｩ

〜1時間後〜

緑谷「こっ、これは……」

麗日「二人とも、幸せそうな顔しとるね！」

芦戸「写真写真！！！」

上鳴「ぜってーバレんなよ！！？」

ｶｼｬ

相澤「こらそこ、騒いでないで早く行くぞ。
ソイツら起こせ」

ﾊﾟﾁ

爆豪「……ぁ、」

上鳴「ﾋｯ」

爆豪「テメェ今何撮りやがった」

葉隠「A起きてー！！置いてっちゃうよ！」

『んえ、あさ……違う合宿！！！
ごめんなさいっ、！！あいたっ！！』

勢いよく立ち上がって天井に頭ぶつけた。いたい。

瀬呂「いや、ギャグかよ。」

『う、うるさい！！』

相澤「起きたんなら早く来い、ノルマ増やすぞ。」

『それだけはご勘弁を！』

そうして外に出ると、崖……？

どうやらもう合宿という名の訓練は始まってるらしい。

プッシーキャッツからの試練として、3時間ちょっとぐらい掛かる場所にある宿舎に行け、とのこと。

ｸﾞﾗ

『えっ、！？』

「私有地につき個性の使用は自由だよ。今から三時間、自分の足で施設までおいでませ

この、魔獣の森を抜けて」