二人なら最強、ただし相性最悪……？【ヒロアカ】 (ページ22)

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「あれ勝己、そんなにオシャレしてどこ出掛けんの？」

勝己「どこ行こうが俺の勝手だろうが」

「もしかして彼女かしら。」

口に手を当て茶化している爆豪の母。

今までがあんなんだったから、雄英では楽しくしっかりやっていけているようで嬉しいのだろうか

勝己「…ほっとけ、クソババア」

「あ、そうだ。
今日は父さん、母さんと出かけてくるから晩ご飯は勝己一人で食べるんだよ」

「美味しいディナー連れてってくれるのよ♡
アンタも彼女いんなら二人でご飯でも食べといで」

勝己「うるせえよ！！！！！」

「いってらっしゃ〜い」

「騒ぎは起こさないこと、ね！」

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『おっ、お待たせ！！』

爆豪「もうギプス外していいのか、」

『うん、リカバリーガールに治してもらったからリハビリも兼ねてたくさん日常生活の中で動かしなさい！って言われたの、怒られちゃった』

爆豪「良かったな」

そう言いながら微笑む彼を見て、自然と気持ちも高まっていく

『ん、ありがとう』

爆豪「で、ドコ行きてえんだ」

『えっとね、週明けから寮生活も始まると言うことで、お洋服を買いに！！

あとは少しコスメ見たいな、と』

爆豪「コスメ？」

『そう、リップがもうなくなるから新色あったらいいなと思って！』

爆豪「じゃ行くか」

これはいわゆる、デートというやつ。

彼氏彼女になれて浮かれていたが、たまにはこんなご褒美貰ったっていいよね

やって来たのは最近中高生に人気だというショップ

爆豪「服ってどんなの欲しいんだ？」

『んー、可愛いやつ、かな。』

爆豪「具体性皆無かよ」

『だって、どーせ着るなら爆豪くんが可愛いって思ってくれるようなやつがいいんだもん…』

店内をブラブラと回って、いい洋服を探す。

とりあえず部屋着になるようなものを一着と出掛けるときのワンピースみたいなパッと着れちゃう服は欲しいな

爆豪「これとかいいんじゃねえの」

一人で欲しいものを考えていたら、爆豪くんからのご提案。

淡い水色のワンピースだった。

『おお、かわいい。
爆豪くんて意外とオシャレも上手だよね、驚いた』

爆豪「意外とってなんだよ」

『とりあえず、それは買おう。
他にはスウェット欲しいんだ、パジャマ！』

爆豪「売り場は、…あっちか」

『よしレッツゴー！』