二人なら最強、ただし相性最悪……？【ヒロアカ】 (ページ21)

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爆豪「別に、こんぐらいは応用きくだろ。」

『やっぱり、爆豪くんやさしいんだね。』

爆豪「そーか？」

『うん、やっぱり好きだぁ』

爆豪「あ"？」

『……あ。』

『ちょ、タンマ、』

爆豪「…おい目逸らすな。
訂正させねえぞ、ハッキリ言えコラ。」

『え、』

爆豪「ちゃんと、言えよ……」

頬を赤らめながら私の頬を片手でつかみ、でも今度はしっかり目が合ってる。

爆豪「今度は聞こえなかったふりも、してやんねえぞ」

『なっ、！？今度は、って……
もしかしてこの前の、聞いてたのっ！！？』

爆豪「言いたいことあんならハッキリ言えや、爆破すんぞ。」

『言うよ、言うからっ！！爆破は勘弁して、』

私が降参すると、パッと手を離してくれた。

うーーー、ドキドキする。

数分前の私のバカ！！大バカ！！！

『ほんとに、言わなきゃダメ……？』

爆豪「早く言えや」

あーダメだ、爆豪くん楽しそう。

ええい、頑張れ私！！！！一言だけ！言ったら勝ち！！！！

『好き、です』

目の前の彼は、というとだんまりを決め込んでいる

『ちょ、何か言ってよ…恥ずかしいじゃ、ん…』

顔、真っ赤。

『ねぇ、』

『もしかして、だけど、

爆豪くんも、私のこと、その、好き…なの？』

爆豪「……わりぃかよ」

確かに、聞こえた。

もしかしてこれ、夢なのかな。

はは、ありがたすぎる夢だ、ってことは私いま危ない状況なのか、そっか……

爆豪「おい、夢じゃねえからな。

俺だって、ちゃんとお前のこと……」

『……言ってくれないの、？』

爆豪「ああ！！うるせえ！！！！

ちゃんと好きだ、これで満足か！！！？」

『ふふ、大満足』

平和の象徴が終わり何日か経ったころ、また新しい歯車が回り出した。