両片思い 2 【東京卍リベンジャーズ】 (ページ47)

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番外編 2(4) ページ47

次連れてこられたのは高そ〜なお洋服屋さん

『えっと…』

竜「俺らが服選んでいい？」

いいえとも言えずに成すがままに。

着せ替え人形かな？？？
でも、お二人の選んでくれるお洋服どれも可愛くて着るのも楽しいからいっか！

蘭「こっちとこっちかな〜、よし。選べ？」

いきなりくるこの圧がたまらなく怖い

『え、え〜っと、どちらがいいですかね？』

どっちもめちゃくちゃ高そう。
チラッと見えてしまった値札にはゼロが5,6個あったような気がする

蘭「りんどーどっち？」

竜「んー、これは迷うな
やっぱ露出が多い方？」

蘭「ならこっちだなぁ
ハイこれ着てきて？」

『は、はいいい！！！』

『(ま、これ、ドレス？？？
あっ、ワンピースか。露出多い方って、本当に多いよコレ。
竜胆さんも蘭さんも容赦ないなぁ)』

ｶﾞﾗｯ

蘭「終わったかー？」

『う、お、終わりました…
あのコレめちゃめちゃスースーします』

それもそうなんだよ。
胸元はかなり大きくあいている癖に背中も大きくあいていて、流石に人前で着るのはすごい恥ずかしいかも

蘭「ん〜、アリだな。」

竜「んじゃあ合う靴探しいくぞ」

『あ、あみあみ…』

あみあみのオシャレな靴

えっと、これが編み上げブーツって言うんだっけ

『わ、ヒール結構高い』

竜「シークレットブーツか？」

蘭「そ、竜胆よく分かるね〜」

『竜胆さんすごいですね、私なんて履くまで分からなかったのに』

竜「靴は合ってるしそれで良いだろ。
次は、髪とメイクか？」

蘭「あ、俺絶対Aちゃんに合うと思ったのあるんだよなぁ
今の服にも合うと思うし着いてきて」

『は、はい…』

またもや高そうなお店、なんとなく慣れてきてしまっている自分が怖い

蘭「あ、コレコレ〜
このグロスとアイシャドウ、Aちゃんに合うと思うんだよな〜

Aちゃん普段はあんまりこういう系の色づかいしないでしょ

だから試してみてよ」

優しい声音、柔らかい笑顔、それなのに有無を言わせないこの感じ。やっぱり怖いな

蘭「よーし髪のセットとメイクかんせーい♡」

竜「ん、我ながら完璧だな」

蘭「Aちゃんかわいーよ。」

なんて言いながら手鏡を渡してきた

『え、これが、、ほんとにアタシですか…』

竜「俺が仕立てたんだぜ？」

蘭「さっすが俺の竜胆とAちゃんだなぁ♡」

くそぉ、否定できない。

「アレっ？Aじゃん」