天然 40 ページ49
『いっつも竜胆にばっかご飯作らせちゃってごめんね？
今日の晩ご飯は私が作るね』
竜「気にしないでよ。
でも姉ちゃんの手料理食べたいから、今日はお願い」
いつからあざといを習得したのかな?!?!?!
『うん、材料は竜胆が色々買いためてくれるお陰でかなりあるから今日は買い物行かなくて良さそうだね』
蘭「Aちゃんオレ今日パスタ食べたーい！」
『いいよ！竜胆パスタでいい？』
竜「もちろん。」
そうこうしているうちに辺りは暮れてきて、花火にはもってこいの時間になった
『じゃあ着替えますか！』
昨日着たやつは今回は封印して思い出の浴衣を取り出した
『ん、何年ぶりだろこの浴衣』
5年ぐらい？
なつかし〜
淡い紫色の浴衣
波紋が広がるような柄になっている
『今日も気合い入れちゃうぞ…！』
数十分後
『おまたせ、どうかな？』
竜「っ！！！」
蘭「A、ちゃん…？」
『変じゃない、？』
蘭「めっちゃ、綺麗……」
竜「うん、綺麗すぎて言葉出て来なかった…」
前着た時もこんな感じだったっけ
『この浴衣、お気に入りなんだ！
そう言って貰えて良かった。
ほら、行こ？』
場所は蘭が決めてくれるとの事だったのでそういう事は任せていた
『ここ、初めて来たな』
少し家から歩いて静かな河川敷へやってきた
蘭「河川敷だし思いっきり遊べるかなと思って！
よし竜胆花火出せ！やるぞ！」
竜「ちょっと兄貴、早いよ」
ウキウキな蘭と振り回される竜胆を見ていたら自然と私も笑顔になっていた
『花火、綺麗だねぇ…』
蘭「ん、Aちゃんみたいだね」
『え？どうして？』
蘭「明るくて眩しくて、いつ見ても綺麗だから。」
『あはは、買いかぶりすぎだよ』
蘭「Aちゃんはいつも綺麗だよ」
『蘭に言われると自信ついちゃうね』
蘭「だろ〜？」
真剣な話をしたかと思えば、またいつもの調子に戻って竜胆にちょっかいかけにいった。
え、ちょっと蘭ちゃん
『花火！竜胆に向けちゃだめ！！！』
竜「これで最後か。
最後に誰が1番長く持つか勝負しようぜ！」
そう言って取り出したのはせ線香花火
『かかってきなさい！！』
ｼﾞｼﾞｼﾞ
『儚いねぇ』
竜「なんか、夢見てるみてえ」
蘭「目が覚めたら年少の中だったりして(笑)」
『こら、縁起でもないこと言わないの〜』
「「『あっ』」」
結果は皆同じタイミング
『私たちらしいね』
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伝説のニコニコ - パクリはこの伝説のニコニコが許さないぞｯ(⊃`^´⊂) (2023年4月19日 21時) (
レス) @page50 id: b523133505 (このIDを非表示/違反報告)
きーちゃん - とっても面白いですこれからも勉強などとの両立大変だと思いますが頑張ってください (2023年2月23日 13時) (レス) @page50 id: b75888a74c (このIDを非表示/違反報告)
yoru24781785(プロフ) - 桜檸檬さん» 分かる人にはもう分かってしまいますね！答え合わせはまた読み進めて頂いて…！嬉しいお言葉をたくさんありがとうございます！！！ (2021年11月19日 0時) (レス) @page26 id: c7d7e0653c (このIDを非表示/違反報告)
桜檸檬 - 私の予想の中でですが･･･付き合ってた人って･･･これ以上は言わないでおきますね。夢主ちゃんの過去が･･･悲しい(´・ω・)このお話好きです。更新頑張ってください。 (2021年11月16日 14時) (レス) id: 784883b1f4 (このIDを非表示/違反報告)
yoru24781785(プロフ) - 不夜城・レイスさん» そう感じて頂けたのなら嬉しいです…！！！これからもどうぞ宜しくお願いします！ (2021年11月11日 18時) (レス) id: c7d7e0653c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HAL | 作成日時：2021年10月28日 19時
