雨過天晴 ページ10
Aside
教室で真希と話していると五条先生がガラッとドアを開けた
なんの用か聞こうとすると
五「A。そろそろ特級呪具使えるようになろっか」
『ごめんなさいもう1回言ってもらっていいですか?』
何を言い出すんだこの人は
五「だーかーらー、特級呪具 雷刀。Aはそれを使えこなせないと死刑免れないの忘れてないよね?」
『そうですけど、、』
急すぎません???
五「もう2年生だし、術式反転も術式の常用もできてるから使いこなせると思ってね」
簡単に言う五条先生に隣にいた真希が口を開く
真希「Aは普段呪具なんて使わねぇから急に言われても使いこなす事なんて無理だろ」
五「真希が教えるんだよ?」
当たり前のように言った
真希「そういう教えるのはお前の仕事だろ!職務放棄してんな!!」
五「これでも僕は忙しいんだよ」
じゃあよろしくね、と刀を私に向かって投げた
やや重いそれはパッと見ただの刀だ
真希「あの馬鹿、特級呪具投げやがった…」
五「あ、僕来週まで居ないからよろしく〜」
真希は戻ってくんじゃねぇ!と毒を吐く
右手を少し上げ、ヒラヒラと振りながら五条先生は行ってしまった
『真希、呪具って何、、どう使うの、、』
突然のことすぎて若干パニくる
真希「あーもうしょうがねぇから外出るぞ」
そうして真希の地獄の特訓が始まった
━━━━━━━━━━━━━
──────
『真希……もう、無理、ちょっと休憩…』
真希「もうか?まだ刀としか使えてねぇじゃん。それ本当に呪具か??」
真希の言う通りさっきから呪具を振り回してみてもただ普通に切れるだけ
切れ味も普通の刀と変わらない
真希の教えによりただただ刀の扱いが上手くなるだけだった
雷刀の由来は
落雷により下半身不随になり、雷を怨んだ立花道雪は愛刀で雷を斬って、それが特級呪具になった…
呪具は、術師に使い込まれることで呪具になることが多い
しかし、立花家は途絶えていたとされていたから代々術師に使い込まれてた訳では無い
ってことは
『真希、ちょっと離れてて…』
胸_肩_腕_手
そして刀へ
雷刀に呪力を流す
ッチ_バチバチッ__
刀に雷が纏っている
更に強く呪力を込めると刀の先から雷がでた
まるで迅雷のようだった
真希「よし、死刑回避だな。あの馬鹿に伝えとけよ」
『真希!ありがと!!』
真希はそうそうに去ってしまった
584人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜(プロフ) - r_inaaa6さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!励みになります;; (12月1日 14時) (レス) @page14 id: 16714506de (このIDを非表示/違反報告)
r_inaaa6(プロフ) - めちゃめちゃ好きで一気読みしちゃいました!!更新楽しみにしてます^^これからも頑張ってください^^ (11月22日 13時) (レス) @page9 id: ee744ba5ce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夜 | 作成日時:2023年11月14日 3時