検索窓
今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:55,459 hit

42 ページ42

「んーーじゃあ今日はお開きにすっかぁー!」




ミツが今日の会を閉めだした。



「千賀このあと、もう一軒いくっしょ?」


ニカちゃんが聞けば、

「いくいくー!みんなは?」


そーいって千賀くんが周りをキョロキョロ見渡す。



『あたしは迎えにきてもらうから!

 智子は?どうする?』


智子に視線を向けたら、ガヤさんに伺うような表情。



「まだもう少しのみに行こっか?」




ガヤさんが優しい表情で誘った。


もちろん智子は喜んでついていって、あたしは横尾くんの前のカウンターに座る。



「裕太遅くなるって?」


横尾くんが料理作りながら気にしてくれる。



『んーーさっきの感じじゃもうちょっとかかるかもー?

 なんかオススメのワインもらってもい?』




そう問いかけたところで、


「俺はビールちょーだい」


ってミツが横に腰かけた。




『彼氏...迎えにくるからミツいるとまた色々めんどくさいんだけど...」


「あー?大丈夫だよ、ちょっと飲んだら帰るから。


 もうちょい一緒にのましてよ。」


上目遣いにニッと笑うミツが切なそうだった。

43→←41



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (71 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
206人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:たまゆー | 作成日時:2017年2月11日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。