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それから2人でお風呂に入って、
ゆっくり湯船につかりながら、どこの公園に行こうかとか、
今度あそこのご飯食べに行きたいとか、
時々キスしたり、
あたしの背中と裕太のお腹がぴったり隙間がなくなるくらいくっついた。
2人でほこほこになって、お布団に入って、
いつもみたいに裕太の腕枕で、
自分にぴったり合うポジションを探してごそごそしてたら、
「ねぇ、今日はなんもしないでぎゅっ〜って、
Aのこと、抱きしめて寝てもい?」
って裕太があたしの頭を撫でながら言った。
もちろん、別に何もしないで 寝るのなんて全然平気で、
むしろあたしもベスポジ見つけたらこのままウトウトしちゃいそうだったし。
てか、いつも勝手にぎゅっとしてるのに。
『うん、平気だよ?
くっついて、裕太にぎゅーってされて寝るの...好き。//』
って言ったら、頭の上で裕太がふふって笑って、
回されてた腕の力が少し強くなって。
「あー、俺、ホント幸せだわー。
Aいてくれたら、マジ幸せ。
明日もー明後日もー...こーしてたい。」
『あたしは一生こーやっててもいいよ?』
「じゃあー、おじいちゃんおばあちゃんになってもー、
こーやってくっついて寝ようね?」
ちゅって触れるだけのキスをしてくれて、
そのまま、またぎゅって包み込んでくれる。
裕太のとくとく聞こえる心臓の音に安心して、
いつの間にか眠ってた。
「おおっ⁈Aじゃん!」
朝、いつもの電車に乗ってたら、ニカちゃんが乗り込んできた。
『おはよっ。
って、ニカちゃんがこの電車ってめずらしくない?
いつもあたしが着く頃にはもう勤務中でしょ?』
「うるせーなーー、寝坊だよ寝坊っ!
起きたらもういつもの電車の時間だったわ!」
言われてみれば髪型は寝起き感満載。
『大丈夫なの?警備員さんいないとか。』
「...夜勤の先輩に1時間延ばしてもらってるから。
はぁぁぁぁーーー、マジ怒られるわ。
って、あれガヤじゃね?」
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作者名:たまゆー | 作成日時:2017年2月11日 22時