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「んまっ!

このロコモコさいこー!」







目の前で美味しそうにパクパク食べてる、


色白スタイルバッチリの彼は、私の彼氏。





「久しぶりに休憩時間合ったね〜。


ねっ、Aもコレ食べる?」




『じゃあ一口もらおっかなー!』




照れることもなく、当たり前に裕太はスプーンを差し出してくるから、

私も当たり前に口を開ける。







『!おいしー!』



「ねっ!美味しいよね!

Aのも一口ちょーだい。」






私のオムライスを指差して、もう口開けて待ってる。







この可愛いのにかっこいいイケメンは、

大学の時の1つ上の先輩で、同じサークルだった。



入って半年もしないで、一目惚れですって、

白い首を真っ赤にした裕太に告白されて付き合いだした。




あれからもうすぐ5年たつけど、

特に不安もなく、こうして休憩が合えばランチも一緒にして。



でも裕太はアパレルに勤めてて、

もうお店をほぼ任されてるから、

ほとんどこうやっては会えないんだけど。






「あー美味しかった!

あっ!やばっ!店戻んなきゃ!!」



パッとクラッチバッグとコートを手にして席を立った。



『忙しそうだね。また終わったら連絡して?』




「んっ。Aはゆっくりしていきなね。」




って、伝票もスッと持って行ってくれて、スマート。





不満もないし、仕事も楽しいし、充実してる。

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作者名:たまゆー | 作成日時:2017年2月11日 22時

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