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サ「近藤さん、あのお客様って芸能人ですよね?!」

「え?そーなの?
 サングラスしてるし、はっきり顔がわかんないけど...」

サ「たぶんキス○イの...」

って途中でお客様がお戻りに。
ん?キス○イってどこかで聞いたような...


客「すいません、じゃあ中見せてもらってもいいですか?」

「はい!もちろん!
 ではご案内しますね。」


と、物件に向かう車内でもずーっと携帯をいじってるお客様。
なんだか話しかけちゃあダメかなとか、
さっきのサオリちゃんが言ってたことを考えながら

物件到着。

オートロックを解除し、エレベーターに乗り込みお部屋へ。

「どうぞ」

客「どもっ。」

部屋に入る時も、脱いだ靴を綺麗に揃えたお客様に、
今どきの子っぽいのに、きちんとしてるなーと感心。

客「うわぁぁぁ〜、めっちゃキレーーー♪」

と、今日一番のテンションでリビングからの景色を眺めているお客様。
何気にサングラスをスッと外して、くるっと振り返って

客「ね!!めっちゃいいっすね!!」

キラキラ、くりくりのお目目で言われて、
あーサオリちゃんが芸能人って言ってたの当たってるカモって思っちゃうくらい
綺麗なお顔だと思った。

「こちらの物件は最上階なので、
 周りに遮るものもないですし、窓も一面なので見晴らしは最高ですよ!
 あっ、お風呂も広くてTV付です!」

客「えっ?!風呂も俺超大事!!
  フローーーー♪」

ってリビング出て行っちゃった(笑)

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作者名:yoppy_no | 作成日時:2016年9月17日 22時

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