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高校2年生の6月、周りにはカップルというものが溢れかえっていて
気にしていないように見えて、実は結構気にしていた。
ドラマでよく見るようなあれ。
高校に入れば彼氏ができるかも、なんて
実はそんなこと全然なくて
理想と現実の差を実感しながら
お気に入りの音楽を聞いていた。
“〜運命と言うにはもったいない
君と僕の恋はそんな感じさ”
「…曲間違えた」
なんで恋愛の曲なんて聴かなきゃいけないんだ。
自分の不注意に意味もない怒りがわく。
「たっくん私の事好き?」
「当たり前だろ!みいなは一生俺のもんだよ」
「はっ、どうせあと1ヶ月もすりゃあ
女の方は飽きてるだろ」
ポソリと負け惜しみを言い、心地のいい音楽に身を委ねた。
そんな1人な私に酔っていた6月。
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ありす(プロフ) - めっちゃ続き気になります…!受験生…なんですよね?頑張ってください〜! (2021年1月15日 21時) (レス) id: 6ef7d3ce1d (このIDを非表示/違反報告)
夜空野星(プロフ) - ぽんさん» 確認不足でした。すみません。ご指摘ありがとうございました。 (2020年11月22日 20時) (レス) id: e78fdf0d38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜空野星 | 作成日時:2020年11月22日 19時