第三十三話 最終選別が始まった ページ38
「俺が喰うっ！」
「いや、俺だっ！」
最終選別が始まって小一時間経ち、私はついに鬼と対面していた
しかし、
もう一方から別の鬼が現れ言い争いを始めた
「俺が喰うって言ってるだろ！」
「いや！俺だ！」
『………逃げよ』
私は真顔で傍観していたが、なんだかくだらなくなってしまい、こっそり逃げようとしたが、二人の鬼に見つかってしまった
「何お前逃げようとしているんだ！」
『あー…最悪〜』
私と戦わないことが君たちにとって最善の選択だと思うんだけどなぁ…
え？なんでかって？
「まぁ…良い」
「「早い者勝ちだぁぁっ！」」
それは、
『………君たちみたいな雑魚にかまってる暇は無いんだよぉ……夜の呼吸…肆の型…朧の月読！』
このレベルの鬼が私に敵うわけないから。
そう思いながら刀を振るう
それと同時に二匹の鬼の首が落ちた
『ごめんね…』
その呟きと共に刀身から幻想的な蝶が現れ鬼の体を覆って粒子にした
『成仏…出来ますように』
私はそれを悲しげな目で見つめて、また走り出す
とにかく…最も早く日が昇る東を目指そう！
『絶対……生き残ってやるんだからっ！』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿。
【肆の型 朧の月読】
朧の月読(おぼろのつきよみ)と読みます。
鬼が数匹出たときに使いやすい型。
目にも留まらぬ速さで横に切り裂く事ができます
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金平糖兎(プロフ) - 紅華さん» 了解しました！納得いかなかったので、ここはもう一回書き直しますね (2019年8月4日 12時) (
レス) id: 271afb9c67 (このIDを非表示/違反報告)
紅華(プロフ) - 師匠を観察してみたのところなんですけど画像が見えません。改善していただけませんか？ (2019年7月26日 13時) (レス) id: b5a3a3f5a1 (このIDを非表示/違反報告)
とある者 - あの狐さんははなむぐりさんが描いたものです。自作発言ととられかねないので名前は入れましょう。下手したら本当に起こられてしまいます。それとは別に応援してるので頑張ってください (2019年7月24日 16時) (レス) id: 78dce90340 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - おう！ (2019年7月23日 23時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
金平糖兎(プロフ) - ありがとう！がんばります！・ω・ (2019年7月23日 22時) (レス) id: 5fd05a29f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：金平糖兎 x他1人 | 作成日時：2019年6月15日 18時
