検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:93,056 hit

第八十五話 納得した ページ29

_______。


「…これで、私の子どもたちは納得してくれたようだね」



そう言うとお館様は炭治郎に身体を向けた



「炭治郎、それでもまだ禰豆子のことを快く思わない者もいるだろう」



炭治郎が直ぐ様、頭を下げる。



「証明しなければならない。これから…炭治郎と禰豆子が鬼殺隊として戦えること、役に立てること。十二鬼月を倒しておいで。そうしたら、皆に認められる。炭治郎の言葉の重みが変わってくる」



お館様の言葉を聞いた炭治郎が顔を上げた。



あー、お館様と話すとふわふわするよね、わかるぞ炭治郎。



「俺は…俺と禰豆子は鬼舞辻無惨を倒します!……俺と禰豆子が必ず!悲しみの連鎖を断ち切る刃を振るう!」



「今の炭治郎にはできないからまず十二鬼月を一人倒そうね」



「…はい」



顔が赤くなった炭治郎かーわいー。



「ブフッ………(駄目よ笑ったら!ダメダメダメッ!)」



「…ふふっ」



『……ははっ』



あー、おもしろ。



つられて笑っちゃったよー



……てか宇髄、顔どうした



「鬼殺隊の柱たちは当然抜きんでた才能がある。血を吐くような鍛錬で自らを叩き上げて死線をくぐり、十二鬼月を倒している。だからこそ柱は尊敬され優遇されるんだよ。炭治郎も口の利き方には気を付けるように」



「は、はい」



「それから実弥。あまり下の子に意地悪をしないこと」



「…御意」



「炭治郎の話はこれで終わり、下がっていいよ。そろそろ柱合会議を始めようか」



お館様がそう言うと、しのぶちゃんが小さく手をあげた。そしてさらっと提案する。



「でしたら竈門君は私の屋敷でお預かり致しましょう!」



「……え?」



しのぶちゃんが両手を合わせてパンパンッと音を出し、



「はい、連れて行ってください!」



と言った。



すると



「前失礼しまぁぁぁぁぁすッ!」



と、声がして私達の前に一人の隠の男性が現れた



そして彼は私たちに頭を下げてから炭治郎を抱えて走り出す



禰豆子ちゃんの入った箱を背負った女の人の隠も、それに続いた

第八十六話 怒った→←第八十四話 諦めた



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (200 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
447人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 愛され , 転生   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

金平糖兎(プロフ) - りんさん» そんなに褒められて照れちゃう(*´ω`*) (2020年4月8日 8時) (レス) id: 1d47fc39b4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 絵が可愛い話も面白い(((o(*゚∀゚*)o))) (2020年4月7日 14時) (レス) id: f011f41edf (このIDを非表示/違反報告)
金平糖兎(プロフ) - りんさん» ありがとうございますぅぅぅっ!今、続編を執筆中なので早めに出せるようにがんばりますね! (2020年4月7日 14時) (レス) id: 1d47fc39b4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続きが楽しみにしてます( ^▽^) (2020年4月7日 12時) (レス) id: f011f41edf (このIDを非表示/違反報告)
金平糖兎(プロフ) - 注意ありがとうございます!直しますね (2020年2月11日 22時) (レス) id: f23abe3579 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:金平糖兎 | 作成日時:2019年11月1日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。