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第八十四話 諦めた ページ28

_________。






「しかし!それを見たところで決してこの鬼が人間を喰わないとは断定できないはずですっ!」



「そうです!何の保証にもなりません!」



『…ちょ、諦めなって。煉獄さん、実弥』



そう言うと実弥にギロッと睨まれ、私は何も言えなくなってしまった



…うう、だって今の過激派の人たち、滅茶苦茶怖いんだもん




「確かにそうだね。人を襲わないという保証ができない、証明ができない。ただ…人を襲うということもまた証明ができない」


「禰豆子が二年以上もの間人を喰わずにいるという事実があり、禰豆子のために四人の者の命が懸けられている。これを否定するためには、否定する側もそれ以上のものを差し出さなければならない」


「…っ」


「…むぅ!」


むぅ!って煉獄さんかわいいな…



「それに私の子どもたちに伝えておくことがある。



 ……炭治郎は、鬼舞辻と遭遇している」



そして、お館様のその言葉で場は一気に騒がしくなった



「なっ!そんなまさか!柱ですら誰も接触したことがないというのに!



こいつが!?」



「キャッ!」


振り向いた宇髄さんの身体によって蜜璃ちゃんが倒れてしまった



『ちょ、宇髄。女の子には優しくしなよ?



…大丈夫?蜜璃ちゃん』



「ええ!…(Aさん格好いいわ!キュンキュンしちゃう!)」



「どんな姿だった!?能力は!?」



「場所は何処だ!」



「炭治郎!詳しく教えてくれ!」



「……戦ったの?」



ガヤガヤ


かなり煩いなぁ…


……注意するか



『ちょっと皆、静かに…』



お館様は人差し指を自身の唇に当てた



その一瞬でその場は静かになった



『(お館様、かっこよ!…)』



「鬼舞辻はね、炭治郎に向けて追ってを放っているんだよ。その理由は単なる口封じかもしれないが、雛に次いで鬼舞辻が見せた尻尾を掴んで離したくない。恐らくは禰豆子にも、鬼舞辻にとって予想外の何かが起きているのだと思うんだ。



…わかってくれるかな?」



「…そういうことなら」



「では、ひとまずは引き下がります」



あー、良かった!納得してくれて…



__________。

第八十五話 納得した→←第八十三話 腕に掛けた



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設定タグ:鬼滅の刃 , 愛され , 転生   
作品ジャンル:アニメ
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金平糖兎(プロフ) - りんさん» そんなに褒められて照れちゃう(*´ω`*) (2020年4月8日 8時) (レス) id: 1d47fc39b4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 絵が可愛い話も面白い(((o(*゚∀゚*)o))) (2020年4月7日 14時) (レス) id: f011f41edf (このIDを非表示/違反報告)
金平糖兎(プロフ) - りんさん» ありがとうございますぅぅぅっ!今、続編を執筆中なので早めに出せるようにがんばりますね! (2020年4月7日 14時) (レス) id: 1d47fc39b4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続きが楽しみにしてます( ^▽^) (2020年4月7日 12時) (レス) id: f011f41edf (このIDを非表示/違反報告)
金平糖兎(プロフ) - 注意ありがとうございます!直しますね (2020年2月11日 22時) (レス) id: f23abe3579 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:金平糖兎 | 作成日時:2019年11月1日 22時

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