〜番外編〜スウォンの妹は四龍の敬慕【暁のヨナ】

☆.サンサとの約束 ページ1

７年前――――。




ｲﾙｷﾞ「……つまんねーなぁ…。」

ｻﾝｻ「…そうですねぇ…。」


ｲﾙｷﾞ「……。」

ｻﾝｻ「……。」


ｲﾙｷﾞ「何か面白い事ねーかなぁ…。」

ｻﾝｻ「…そうですねぇ…。」


ｲﾙｷﾞ「……。」

ｻﾝｻ「……。」


ｲﾙｷﾞ「腹減ったなぁ…。」

ｻﾝｻ「…そうですねぇ…。」


ｲﾙｷﾞ「……。」

ｻﾝｻ「……。」


ｲﾙｷﾞ(ｲﾗ「おいサンサ!お前、さっきから
　『…そうですねぇ…。』としか答えてないだろ!」


ｻﾝｻ「あ、すみません。あまりにも暇で…うわの空でした＾＾」

ｲﾙｷﾞ「……。」


…どこまでマイペースなんだ…。


ｲﾙｷﾞ「…Aがいねーとほんと、する事ねーよな。」

ｻﾝｻ「はい…。つまらないです。」


Aは今、スウォン様と久々に遊んでいる。

もういつぶりだろうな、二人が遊ぶの…。


A、すっごくはしゃいでたし。

Aは俺ら二人も一緒に遊ぼうと誘ってくれたが…、
せっかくだしな、二人でゆっくり楽しんでほしーじゃん?


ｲﾙｷﾞ「あぁぁああ、つまんねぇえぇぇ!!!!」


ｻﾝｻ「……。」

ｲﾙｷﾞ「？おい、どうした、サンサ。」


ｻﾝｻ「え?あ、いえ。A、あの瞳のせいで周りから色々と酷い事言われて…。
　……私達に何か出来る事は無いかなって…。」


あー、あの色の違う眼か…。


ｲﾙｷﾞ「できる事、ねぇ…。護衛とか?」

ｻﾝｻ「護衛…。いいですね!!」


ｲﾙｷﾞ「な?いいだろ――――え?」

冗談で言ったんだが…。


ｻﾝｻ「さっそくユホン様に報告しに行きましょう!!」

ｲﾙｷﾞ「え、あ、おい!ちょっと待てぇぇ!!」


〜〜〜

ユホンは生きてるという設定でｗ

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