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後悔と本音 ページ47

@皆子A
麻雀杯、おつかれさまでしたー!
皆優しくて本当に良かった!

ところで、いつもダイエットの経過報告とかしてくれてる人達には悪いんだけど、しばらくまたDMとマシュマロ閉じます💦

リプ欄も当面は閉じちゃうと思う!ごめんね!

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エゴサをしていると、やはりタイミング的にリスナーも察したらしく杞憂民がわんさか。何が困るって、杞憂じゃないところなんだよな。

椎名「おーい。大丈夫かぁー」

「唯華…」

部屋に閉じ籠っていると、心配した唯華が食料を持ってきてくれた。葛葉からも連絡がきていたが、返事ができていない。

椎名「お前さぁ、もっと葛葉に頼らんと。これから一緒にやっていくんとちゃうの」

「…うん」

唯華にしがみついて、涙を拭った。唯華は何も文句を言わず、かといって慰めることも抱き返すこともせず、ただ黙って側にいてくれる。

「私、やっぱり駄目なのかな」

椎名「なにが」

「コラボとか、大会とか、頑張ってみたけど、やっぱり駄目だった。どんなに頑張っても、私の体質が直るわけじゃないし。私、やっぱり、表舞台に立つべきじゃなかったのかな。ライバーなんて、やるべきじゃ…」



椎名「甘ったれんのもええ加減にせぇよ!!」



俯いたまま叫ぶ唯華に、驚いてしがみついていた手を放す。唯華の顔を覗き込むと、その表情に言葉を失った。初めて見る唯華の顔に、どうしたらいいかわからなくて、彼女の頬をそっと撫でる。

「どうして、唯華が泣いてるの…?」

唯華のピンクの綺麗な瞳から、大粒の滴がボロボロと溢れてく。

椎名「全部全部、無駄やったん?色んなライバーと出会ったのも、リスナーと出会ったのも、葛葉と出会ったのも。Aのなかでは、こんな簡単に後悔に変わるん?」

「それは…」

椎名「あたしだって、Aが独り立ちするのも、離れてくのも、他の誰かに取られるのも、本当はめっちゃ嫌やった!それでもAが幸せそうにしてるの見て、これでよかったって思えたのに!」

初めて聞く唯華の本音に、体が硬直する。

椎名「あたしにまで、後悔させんでよ」

気がつくと私は唯華を抱き締めていた。

「ごめん」

椎名「反省して」

「うん、ごめんなさい」

唯華のためにも、もう一度頑張ろう。
ライバーになってよかったって胸を張って言えるように。

「とりあえず法務部に連絡して、きちんと対処してもらう」

椎名「ちゃんと葛葉にも頼ること」

「う"…うん…」

戦う決意→←悪夢の再来



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よもぎもち(プロフ) - めめさん» ありがとうございます!大変モチベーションになります!!続きも頑張りますね! (2月12日 18時) (レス) id: c260269ddb (このIDを非表示/違反報告)
めめ - めっちゃ好きですこの話!!続き楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2月12日 17時) (レス) id: a85ab24ed5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よもぎもち | 作成日時:2023年11月13日 19時

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