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五十 ページ3

二郎『碧棺左馬刻とポリ公!?』

銃兎『おや?貴方はイケブクロの山田二郎君ではないですか。ディビジョンラップバトル以来ですね』

何やら二郎君と入間さんの間の空気が悪い様子。

乱数『あー!!左馬刻様だー!!』

背後から飴村さん、夢野さん、有栖川さんがやって来た。

左馬刻『は?乱数?なんでお前までここにいんだよ』

乱数『未来ちゃん達とヨコハマの海でバカンスしに来たんだよー!ボクの水着、可愛いでしょー!?』

左馬刻『知るか、んなもん』

乱数『えー!見てよー!』

幻太郎『乱数、そういうのは後にしなさい。Aさん、大丈夫でしたか?…おや?顔に傷が』

夢野さんは私の顔に傷があることに気づき、服の中から絆創膏を取り出した。

『ありがとうございます』

幻太郎『いいえ。早く傷治るといいですね』

と言って、夢野さんは絆創膏を貼った所をちょんっと指を当てた。

『そうですね』

夢野さんとお話していると、おーい、と帝統さんの声が聞こえた。

帝統さんは口に割り箸を加えたまま、男性を引きずってきた。

幻太郎『帝統、そのお方は誰なのですか?』

夢野さんは私の前に立ち、帝統さんに話しかけた。

帝統『なんか、このオッサン。ずーっとコイツ(A)の事見てたからさ。話しかけたら、いきなり攻撃しだしてよ。ヤベェやつだと思って倒しちまった』

幻太郎『帝統…貴方って人は…』

夢野さんが呆れていると、カチャンっと手錠の音がした。

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作者名:夜魅 | 作成日時:2021年10月16日 15時

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