続・隣の部屋の地味女の正体……２

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３人分のカレーを注ぎ、お盆に乗せ、達央さんと江口さんのもとへ運んだ。

貴『お待たせしましたー』

達｢ヤベー、チョー美味そう｣

江｢いい香り…｣

貴『じゃあ、食べましょう』

全｢いただきます｣

達央さんと江口さんはパクパクっとカレーを食べ進めた。

達｢うめぇ！！｣

江｢美味しい！今まで食べてきたカレーの中で１番かも｣

2人から好評で、嬉しかった。

江｢何か隠し味に入れた？｣

貴『隠し味にコーヒー、ケチャップ、醤油を。あと、すりおろしリンゴを半分』

達｢すげー本格的だな……｣

江｢今度、真似して作ってみます｣

貴『うん。頑張ってね』

私たちは楽しい時間を過ごした。

＿＿＿＿

江｢カレーご馳走様でした｣

貴『いえいえ、気をつけて帰ってね』

江｢はい、じゃあ｣

玄関で江口さんを見送った後、キッチンに戻って、食器洗いをした。

貴『達央さん。お風呂湧いてますから、先に入ってもいいですよ』

達｢えー。俺、Aと一緒に入りたいー｣

貴『わがままいう人は自宅に帰って下さい』←

達｢いえ、入りまーす｣←

達央さんはスタスタと風呂場の方へ向かった。

食器洗いを終えて、私はソファの上で横になった。

貴『なんか疲れたなー…』

私はそのままゆっくりと目を閉じた。

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