続・隣の部屋の地味女の正体……２

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＿＿＿＿翌日

起きた時には達央さんと達央さんちの猫はもう居なかった。

代わりに机の上に置き手紙があった。

''おはよう。俺は仕事に行ってくる。

お嬢の世話ありがとな。

行ってきます。

達央''

貴『頑張り屋さんだな……』

私はスマホを開いて、達央さんにLI〇Eを送った。

''おはようございます。
お仕事お疲れ様です。
体調には気をつけてくださいね''

スマホを閉じ、軽く朝食を食べ、外に出た。

健康のためにランニングをし始めたのだ。

10分くらい走って、少し休んで、家まて走る。

コースは様々で、知らない道でも通るのは好きだ。

貴『今日はあっち側に行ってみようかな』

ランニングシューズの紐を少し固めに結び、走り始めた。

朝の空気は澄んでて、気持ちがいい。

この気持ち良さを感じつつ、少しずつペースを上げた。

？？｢あ！Aちゃん！｣

貴『あ！えっと……眼鏡男子の……あ、寺島さん！』

寺｢正解！覚えてくれて嬉しいよ｣

道端でばったりあったのは寺島さん。

今日は少しオシャレな感じだ。

貴『お出かけですか？』

寺｢ううん。これからイベント。Aちゃんはランニング？｣

貴『はい。健康の為にと』

寺｢偉いねー。オレもいつかしよっかな…じゃあ、気をつけてね｣

貴『はい！』

お辞儀をして、寺島さんと別れ、再び走り出した。

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