その令嬢 知識 ページ44
ファントムハイヴ邸…──
私は部屋で手紙を書いていた
とりあえず國の死を日本の叔母様に伝えなくては
コンコン
セ)「失礼いたします」
貴)「セバスチャン…」
セ)「ジャクソンのアールグレイをお持ちいたしました」
貴)「ありがとう」
セ)「いえ^^お手紙ですか?」
貴)「日本の叔母様に…近況はこまめに報告しろと
言われているから…」
セ)「近況…ではもちろん國さんのことも」
貴)「書かないわけにはいかないから…」
セ)「そうですね…」
そう言って私に紅茶を差し出した
セ)「申し訳ございません 私が居ながら」
貴)「そんな(・・;)!セバスチャンのせいじゃあるま
いし良いよ!謝らなくて(^-^;
もう…過ぎたことだから…」
セ)「そうですか…」
ケーキを切り分け始めたセバスチャン
セ)「しかしお嬢様 これからどうなさるおつもりで?」
貴)「そうだね…どうしよっか…」
夕日を見つめネックレスを宝石をいじりながらそ
れとなく呟く
貴)「どうすればいいのかな…私」
セ)「とりあえず今はおやつを食べて落ち着かれて
はいかがでしょう^^?」
貴)「今日は何?」
セ)「坊っちゃんのお好きな洋梨とブラックベリー
とプラムのオーチャードフルーツケーキです」
貴)「おいしそう♪頂きます((ぱくっ☆」
美味しー///!!
貴)「でもセバスチャン」
セ)「はい?」
貴)「私 何とかしなきゃとは思ってるよ?國がここ
まで守ってくれたんだから…私…もっと強くなら
ないとって せめて魂を誘い込む力を自分で抑制で
きるようにならないといけないと思うの」
セ)「そうですねお嬢様^^」
貴)「辛くないわけじゃないけどうじうじしてるわ
けにもいかないから…
セバスチャンは私を守ってくれないかもしれないんでしょ?」
セ)「フッ…私には坊っちゃんがいますからね…
“契約”を交わした主が…」
ドクンッ
貴)「…?」
セバスチャンの赤い瞳が一瞬いつもと違う光を見
せた気がした
貴)「セバスチャン…あなた…本当に何者?」
セ)「私はあくまで執事ですから…それ以外の何者
でもありません」
貴)「契約ってことは人じゃないんでしょ?あっ
そうだシエルの右目…!あの眼帯の下に印でもある
んじゃないの?」
セ)「おや よくご存知で」
貴)「やっぱり! 隠さなくても良いでしょセバスチ
ャン?気になるから…教えてよ」
何でこんなに気になるんだろう?
赤い瞳が私を見つめ返す
私は自分でも分からない知識欲に駆られている…
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yomi - シエルさん» コメ感謝です(^∧^)分かりました(*´∇`*)←でも御名前 良いと思いますよ(`・ω・´)d☆←← (2014年1月23日 20時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
シエル - 面白かったです! あ、シエルって名前は、気にしないでください!! (2014年1月22日 19時) (レス) id: 6ec647f8b3 (このIDを非表示/違反報告)
yomi - え!?…5000hit(・_・)?嘘やん←w 皆さん本ッッ当にありがとうございます(*´∇`*) (2014年1月18日 23時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
yomi - えええ!!!?(;´д`)hit数が2000を越えた!?読んでくれた方ありがとうございます!!!・゜・(つД`)・゜・← (2014年1月18日 14時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
yomi - りあずさん» ありがとうございます!國が死ぬの早すぎたかな~と心配でしたがそう言って頂けると安心です(*´∇`*)これからもよろしくお願いします(。・ω・。)ゞ (2014年1月18日 11時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒妃 | 作成日時:2013年12月28日 11時