その令嬢 密室 ページ34
Aの部屋…──<Asaid>
その夜 私はベッドに寝転びただ時間をもて余していた
──『黙れッ!!』
國が…半分だけ本当の國に戻りかけてた…
別に國を怖がる訳でも責めるつもりもない…でも
そうなってまで何を教えたくなかったの?
──“類い稀なる体質”──
そうなってまで隠さなくちゃいけない体質なの?
大丈夫なの?
危険なの?
死んじゃったりするのかな?
それとも周りを不幸にしちゃうようなもの?
貴)「…っ」
枕に顔を埋めてシーツを握りしめた
──怖い…ッ
教えてよ國…隠さなくても良いでしょ?
不安だよ國…
貴)「國…」
そう言えば今夜は國が部屋に一回も来てない…
ベッドの横のバスケット…毛布の敷き詰められた
この小さな寝床で黒猫姿の國がいつも眠っている
私は立ち上がりドアノブに手を掛けた
寝る前に一杯お茶が飲みたいな…
ガチャッ
貴)「?」
ガチャッガチャッ
えっ; 扉が開かない?
ドンドンドン!!!
貴)「誰かいる〜!?」
何で鍵がかかっt((バリバリバリバリィッッ!!
?)「ギャアァァァァァァァァァ(((;゜Д゜))!?」
貴)「(*_*;!?」
何の音!?
振り返るとプスプスと煙をあげる黒焦げの死神がいた
確か…
貴)「グ…グレル・サトクリフ…?;」
グ)「ったく またやってくれたわねアンタんとこの
悪猫は…(-_-)」
貴)「國が?」
グ)「結界よ しかもこの前よりしびれる強力な…
アンタを監視しようって部屋に上がり込んだ瞬間
こうなるんですもの!どうせ密室で2人きりならこ
んな小娘よりセバスちゃんと…( 〃▽〃)」
貴)「!? 密室!?(・・;)」
グ)「そう ここは今 部屋の中の者を出さず 外の者
を入れない!
完璧な密室状態ってわけ」
貴)「何のために…」
私はそっと窓際に立って結界に触れた
セ)「お嬢様!」
貴)「! (ドアの向こう側から…!部屋のすぐ前にい
るんだ!)セバスt「セバスちゃ〜ん( 〃▽〃)!!」」
シ)「なぜ死神までいる(-""-;)」
セ)「坊っちゃん それは放置しましょう」←
扉の向こうからセバスチャンとシエルのく曇った
声がする
セ)「お嬢様 私と坊っちゃんは結界のせいで中に
入ることは出来ません」
貴)「セバスチャン國は?何でこんなこと…」
セ)「おそらく一重に“お嬢様を守るため”かと」
私を…
セ)「! そろそろ…」
?
瞬間 背後に視線を感じ窓を振り返ると
?)「見ツけタ…((ニタァ」
貴)「!!!?」
窓に貼り付いて私に刀を向ける人物がいた
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yomi - シエルさん» コメ感謝です(^∧^)分かりました(*´∇`*)←でも御名前 良いと思いますよ(`・ω・´)d☆←← (2014年1月23日 20時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
シエル - 面白かったです! あ、シエルって名前は、気にしないでください!! (2014年1月22日 19時) (レス) id: 6ec647f8b3 (このIDを非表示/違反報告)
yomi - え!?…5000hit(・_・)?嘘やん←w 皆さん本ッッ当にありがとうございます(*´∇`*) (2014年1月18日 23時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
yomi - えええ!!!?(;´д`)hit数が2000を越えた!?読んでくれた方ありがとうございます!!!・゜・(つД`)・゜・← (2014年1月18日 14時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
yomi - りあずさん» ありがとうございます!國が死ぬの早すぎたかな~と心配でしたがそう言って頂けると安心です(*´∇`*)これからもよろしくお願いします(。・ω・。)ゞ (2014年1月18日 11時) (レス) id: fe8ac84d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒妃 | 作成日時:2013年12月28日 11時