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結局Aは団子だけではなく数個の真中を買った。
団子が苦手な人もいるだろうとの配慮だった。

明日出発のため、その日、早く寝た。




一方その頃、刀鍛冶の里。

鋼鐵塚の異常を耳にした長、鉄地河原 鉄珍は鉄穴森と共に物陰から様子を見ていた。
いつものように刀を作ると、作った刀を見て、ため息をつく。
その刀を丁寧に置くと、いきなり地面を転げ回っているのだ。

「なにあれ」

「わかりません……竈門炭治郎くんに新しい刀を届けた後、こんな感じで」

数日前の話と合わせて話をすると、鉄珍と鉄穴森は声を揃えて恋だと言った。

「まさか蛍が……あの子も大きくなったんや……」

「いやいや、大きくなったって言っても体だけじゃないですか」

行動は男子とあまり変わらないような、と鉄穴森は思っていた。

「それでもや。それでも、蛍が気に入る方を見つけたことが、まぁ成長したんと思うのや」

「まぁ……そうですけど……」

「しかも……なんやったっけ、蛍が気に入ってる方」

「鉄岡 Aさんですか?」

「明日中に来るんや、その人」

「え!?鋼鐵塚さん死んじゃうんじゃないですか!?」

「死には……するかもなぁあの子のことやし」

「えぇー……」

影で二人がそんな話をしていることとはつゆ知らず、鋼鐵塚はAを想い返すごとに地面を転げ回っていた。

捌→←陸



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五十土(プロフ) - NANAさん» ありがとうございます!ドキドキできるような感じを目指しているのでとても嬉しいです^ ^頑張ります! (2019年12月14日 13時) (レス) id: a2d3564c6a (このIDを非表示/違反報告)
五十土(プロフ) - 牙さん» 鋼鐵塚さん可愛いですよねわかります!癒されてくれてありがとうございます(?) (2019年12月14日 13時) (レス) id: a2d3564c6a (このIDを非表示/違反報告)
五十土(プロフ) - コハクさん» ありがとうございます!更新しましたのでまたお楽しみください! (2019年12月14日 13時) (レス) id: a2d3564c6a (このIDを非表示/違反報告)
NANA - こんなに素敵な作品に出会ったのが久しぶりすぎて...ドキドキ止まりません...更新頑張ってください!! (2019年11月20日 16時) (レス) id: 714d999e70 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 最近鋼鐵塚さんが可愛く見えて仕方ないので、この小説を読んでると癒されます!更新待ってます!! (2019年11月16日 1時) (レス) id: aea81487e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:五十土 | 作成日時:2019年5月2日 22時

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