皆から愛されてる女の子は特別な妖気使い！ 妖怪学園Y Nとの遭遇 Part8

15話 ページ37

クエン「臼見沢先生のお陰で、私の疑いは晴れたんです……


そんな真面目で優しい臼見沢先生が、まさか女生徒と禁断の恋を………




小説をも超えたドラマチックなシチュエーションに、
思わず取り乱してしまったのです……」


貴方「そうだったんだ……」



クエンの淡い恋心を分かってか、Aは眉を下げてクエンを見つめた



クエン「それにしても、何故彼処まで取り乱してしまったのでしょうか…？


私の中の隠れた愛憎(あいぞう)が爆発してしまった……



これはつまり…私は………




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臼見沢先生の事を実は愛しているっ！////」



華麗に身振り手振りをし、頬を染めて乙女チックなポーズを取った



マタロウ「えぇぇえぇぇ!!?」


フブキ「本当の禁断の恋が始まるかもぉ〜！♡」



クエン「臼見沢先生…♡///」



うっとりとした表情で夜空を見上げるクエンの目には、
【うすみ座わ】という謎すぎる星座がキラキラと浮かび上がっていた←



貴方「うすみ座わ……？」


ジンペイ「兎に角！臼見沢先生と風紀委員長はデキているのか、
しっかり聞きにいかないとな！」



ジンペイはどこか楽しそうな表情で腕を振り回し、爆走して美術室を出ていった








・








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ﾄﾞｺﾞｫﾝｯｯ!!←



ジンペイ「頼も――うっ!!」←←



累計3回目の扉破壊蹴り()



貴方「何回入り口のドア壊してるの！これで3回目だよ！？」



ボロボロの柔道着を身に纏ったジンペイに再び突っ込むA


とうの臼見沢はポカーンとなって開いた口が塞がらない様子



ジンペイ「臼見沢先生！まさか生徒とデキていたなんて！


狡いぞっ！」


コマ「狡いかどうかはさて置き、どういう事ですか？！」


臼見沢「え？？」



頭にハテナマークを付けて疑問の声しか漏らさない臼見沢



マタロウ「あなたが！美術室で来星ナユさんに頭をなでなでされているところを、


僕達ははっきりと見ました！」



臼見沢「ドドドドド、ドキィッッ;；」



図星を突かれたのか、臼見沢は脂汗を額に滲ませて分かりやすく動揺した



ジンペイ「言い逃れは出来ないぞ！こんのLORICONKYOSHIめ！」



バァァンッ！と臼見沢を指差すジンペイ



ジンペイ「イェイ♪イェイ♪イェイ♪


ウコン エアコン 切り干し大根♪



臼見沢先生はぁ？」



「「「「「超！LO・RI・CO・N！イェイ♪」」」」」



珍しく1年組でラップをカマした

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