太宰さんにさらわれた。【太宰治】【ヤンデレ？】 (ページ25)

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うふふ((黒笑ページ25

太宰side

『はむっ…ん～美味しい！！/////』

画面越しに彼女の顔を見る。

なんて可愛いんだろう…！

「はぁ…可愛い…((ニヤ」

そう、私はズルをしている。

彼女…否Aちゃんの○○○に盗聴器と発信機を入れてあるから。

そして

監視カメラも…ね？

彼女は気づいてないし…

それに、また中也が入ってきても困る。

私は彼女がこの脱出ゲームに希望を持っていることも分かっている。

「うふふ((黒笑」

はぁ…早く私に堕ちて来てはくれないだろうか…

Aの悪い所は反抗的な事と、強気な所だ。

それをズタズタにしてやりたいと度々考える。

「…歪んでるねぇ…((ニヤリ」

探偵社に向かいながら監視カメラの映像を見ていた。

ーーーーーー

『疲れたぁぁぁ』

おや…？

あの場所に辿り着いたのか…

そして彼女はこう考えるだろう。

《ここをこえたら首が絞まっていく。》

と。

でもそれは、違うのだよね…

あの首のチョーカー実をいうと

私が手動で動かしている。

つまり、【彼女が考えた事は全て私のデマの情報を信じきってできたもの】

なのだよ。

探偵社につき、国木田君の背負い投げを受ける。

痛い…

「国木田くんおはよう！！」

「太宰ぃぃぃぃぃ！！お前は一体どこで油をうっていたァ！！！」

「うふ、国木田くんの知らない所だよ？((ニヤ」

「はぁ？？まぁいい。俺の理想では……」

国木田くんの理想の話も程々に素早く自分の席につく。

そして、携帯の画面に映る彼女を眺める。

「可愛いねぇ…そのやる気に満ち溢れた顔…今すぐ壊してあげたいよ…((黒笑」

小声でそう云う。

「太宰さんっ、この資料なんですけど…」

と敦くんがひょこっと顔を出した。

「おっと…」

危うく見られるところだった。

「どうしたンですか？太宰さん。」

「携帯、急いでしまったりして…？」

キョトンッと首をかしげている敦くん。

「否、何でもないよ。((ニコ」

「そう…ですか…？

あっこの資料のココなんですけど…」

と敦くんに笑いかけながら仕事の話を聞く。

今、探偵社で取り扱っているのは

【十七歳少女突然の失踪。】