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素敵帽子のチビッコ青年 ページ14

『ぅえっ!?貴方誰っ??私は…凜…です。ッゴホッ』

つい咳き込んでしまった。というか、首のチョーカーの絞めつけが急に弱くなったから…

「俺は中原中也だ。で、手前どうして此処に居るんだ?」

と、中原さんは鋭い目つきで睨みつけてくる。怖ぇぇぇ!!

『え?!いや!…怪しいものではないですよ!!決して!!』

首を全力て横にふる。

中原さんは私の言動に余計目つきを鋭くした。

私なんかしたっけぇ!!泣

「手前、そう云うことやると余計それっぽく見えるってェの分かってやってんのか?」

ひぃぃぃ!!

太宰さんの次は同い年くらいの人に睨まれてるよぉぉ
これには気は強いが、メンタル面は少し弱い自分にはキツかった…

涙が頬を伝う。

『ごめっんなさいっ((泣 本当に違うんです。ただ、太宰s「何?!太宰だと?!」

『ッは?』

まだ知りたいことも沢山あるのに(主に、此処は何処か)中原さん?はニヤリと怪しく笑った。

「此処に居やがったか…あのクソ太宰…((ニヤリ」

『えっだっ太宰さんとお知り合いなんですか…?』

「いや、知り合いなんかじゃねェよ。」

と云い放ち、中原さんは、踵を返して帰ろうとしていた。

『え…』

知り合いじゃなかったらなんなのさ!!友達?親友??

友…達…か…

あっ!

『すみません中原さん!此処は何処なんですか?!』

と必死に中原さんのコートにしがみつく。

「あ?!ッッコートを引っ張るな!離せ!ッあぁ!此処はヨコハマのーーーー」




シュパンッッッ




まるで中原さんの話を遮るかのように

私の目の前を

一本のナイフが横切った。

『…えッ!!?』

そのナイフは壁に突き刺さって細かく振動している。

中原さんから離れ、後ろを向くとそこにはーーーー


妖艶なと云うべきか、冷たく深い湖の底のような瞳をした


太宰さんが立っていた。



☆☆☆☆☆作者☆

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だッ太宰さん…!→←脱出成功なるか!?two!



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ポメシ太(プロフ) - 更新楽しみにしてますね〜!お体に気をつけて (2023年3月27日 21時) (レス) @page40 id: ee69d60c5b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 月宮 柚妃さん» ありがとうございます!!!!(><) (2017年9月1日 22時) (レス) id: 36540a19cb (このIDを非表示/違反報告)
月宮 柚妃(プロフ) - 楽しみです!更新楽しみにしてます(*^^*) (2017年9月1日 22時) (レス) id: 92eed36e83 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 曇天に笑う さん» よろしく!! (2017年8月30日 11時) (レス) id: 36540a19cb (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - よろすし! (2017年8月29日 13時) (レス) id: 9a5180e9be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年6月25日 23時

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