麻天狼の方々 ページ3
「あれ…Aじゃ…」
「え!?Aちゃんどこ??」
「ああ…あそこだ。しかし仕事中なんじゃないかな」
私を見つめる三人の視線を感じる。
…つっても私にがっつり聞こえてるんですけどね。
私は振り返り、彼らに歩み寄った。
「どうも、麻天狼の皆さん。三人お揃いでどうしたんですか?」
「Aに会いに来たんだy「そういうの結構です」…はい」
私が一二三を軽く受け流すと、独歩くんが説明をしてくれた。
「偶然三人共仕事の都合で此方に用があって…それでヨコハマ署のAさんに会えるかと思ってたんですけど…あは…会えましたね」
そう言って力なく笑う彼。可愛い。
そう、私は職場は横浜でも、住みは新宿なのだ。
だからこの三人には色々と面識があり、遊びにいくこともたまにある。
「Aは仕事中かい?」
「はい…なかなか忙しくて…」
「そうか…あまり無理はしないようにね。また今度釣りにでも行こうか」
そう言って私を心配してくれる先生イケメンすぎてつらいです。
じゃあ、と手を降って彼らに別れを告げてその場を立ち去った。
「…あ、ヤクザのこと聞くの忘れてた」
まあ、いいか。彼らが知ってるわけ無いよね。
私はそう思うことにして、足早に街中を進んだ。
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くらげ(プロフ) - うわぁあ…すみません、夜中の更新で寝ぼけてました…(言い訳)訂正しておきますね、報告ありがとうございました! (2018年10月12日 23時) (レス) id: 83c8e44be3 (このIDを非表示/違反報告)
千平(プロフ) - 先生視点おまけ4行目、シンジュクの左馬刻じゃなくてヨコハマの、ではないでしょうか? (2018年10月11日 4時) (レス) id: e2b806019f (このIDを非表示/違反報告)
くらげ(プロフ) - 琴葉さん» 確認したところ『佐』になってました…!教えていただきありがとうございます! (2018年9月23日 16時) (レス) id: 83c8e44be3 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉 - 左、馬、刻ですよ (2018年9月23日 12時) (レス) id: cc1af6d8b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くらげ | 作成日時:2018年9月18日 0時