そのレンズで私を写して Ⅳ Masai (ページ23)

今日:15 hit、昨日:5 hit、合計:45,196 hit

167 ページ23

シルクくんからあんなことを言われ、気にしない人なんていない。

　

あれから私はシルクくんの事が気になって気になってしょうがなかった。

　

駄目、私はマサイくんの彼女。

　

そう思ってもどうしても隅っこにシルクくんがちらついていた。

　

冬になってきて、肌寒くなってきた。

　

私達の家にはモトキくんが来ていた。

　

モトキ「よし！もう一回！」

　

マサイ「望むところだ！」

　

さっきから2人ともゲームに熱中。

　

その様子を見ながら私は携帯をいじっていた。

　

すると、マサイくんが一言。

　

マサイ「A、Twitterしないの？」

　

「つ、ついったー…？」

　

モトキ「Aも人気者になってきたしね」

　

「この間お店にウオタミさん来たんでしょ？」とモトキくんが言う。

　

そう、この間「Aちゃんですか！？」と、とても驚かれた。

　

こんな私も人気者、かぁ……

　

「で、その『ついったー』って何？」

　

マサイ「SNS」

　

モトキ「多くのウオタミさんと繋がれるものかなー」

　

「ほら、これ」とマサイくんはゲームを中断して携帯の画面を見せてきた。

　

なんか、楽しそう！

　

「やりかた教えて！」