）** dama ページ44
「へっくしゅっ……ごめんダーマ…」
ダーマ「仕方ねぇだろ、入れ」
家の近所で会ったA。
そんなAの姿はびしょ濡れ。
忘れん坊なやつだから大概わかったけど、家に傘を忘れたんだとか。
本当、バカなやつ。
風邪引かれても困るからしょうがなく家に入れる。
ダーマ「シャワー使えば」
「え、悪い悪いっ」
ダーマ「風邪引かれても困るんだっつーの」
そんな事を言ってAにバスタオルを投げる。
Aは上手くバスタオルをキャッチすると「じゃあ借ります」と笑顔で風呂へ向かっていった。
ダーマ「俺、なんであんな言い方しか出来ないんだろ」
ボソッと呟いてソファーに座る。
ずっとあんな言い方しか出来てない。
そろそろ、嫌われるかもしれない。
あいつの面倒を見るのは嫌いじゃないし、
むしろ色々ドジするんだったら俺の目の前でしてほしい。
＿＿＿何気に俺、Aのこと好きになってたんだな。
「ダーマ！ごめん、洋服貸してくれないー？」
「全部濡れちゃってて…！」と風呂からの声。
ダーマ「ったく……」
口ではそう言ってるけど、やっぱり口元が緩む。
ダーマ「ここに置いとくからな」
「はーい！ありがと！」
シャワーの音と一緒に聞こえるAの声。
ここでなら、いいかな。
ダーマ「A」
「んー？ダーマなんか呼んだー？」
ダーマ「好きだよ」
絶対、お前の前では口に出さない。
1回しか、俺、言わねぇからな。
「えー？何、聞こえない！」
そう言ってAはもう1回俺の口から出そうとするけど、
俺、そこまで優しくねぇよ。
ダーマ「しっかり温まれよ」
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＿｡香織(プロフ) - ハイルさん» よかったです(^^)ありがとうございます(^^) (2017年10月8日 11時) (
レス) id: 081ee9ce6c (このIDを非表示/違反報告)
ハイル(プロフ) - リクエスト応えてくださってありがとうございます！和みました…！！これからも頑張って下さい！！ (2017年10月8日 11時) (レス) id: 134e8a9182 (このIDを非表示/違反報告)
＿｡香織(プロフ) - たちょらーさん» リクエストありがとうございます！ シルクくんで了解です(^^) (2017年10月5日 7時) (レス) id: 081ee9ce6c (このIDを非表示/違反報告)
たちょらー(プロフ) - シルクさんで、日常的な感じでほのぼの、のんびりしてるお話をリクエストしてもいいですか？ (2017年10月4日 12時) (レス) id: f9c589a444 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよまる(プロフ) - ＿｡香織さん» はい！お願いします(o^^o) (2017年9月30日 19時) (レス) id: 5acf77fbb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＿。香織 | 作成日時：2017年3月14日 18時
