28話 ページ29
貴方side
今までの寒気とかと何か違う。
ﾀﾋにたくない……まだ……いや…………
こんなこと思うのは初めてだ。
「……なんでこんな体なの…………」
涙が出そうになった。
ガラララ……
ゆ「…A！起きたんだ。」
ひ「……全然動かないからびっくりした」
「……ぁ……ゆうた君、ひなた君……」
ゆっくり首を二人の方に向ける。
「…ね、今何時……？」
ゆ「今は午後３時。あれから５日くらいたったよ。」
「……そんなに…………？うそ……学校……」
ひ「…何いってんの！そんな状態で学校いけないでしょ。ほんと。あの時も無理しすぎ」
ゆ「…そーゆーとこ、変わらないよね」
ひ「昔から自分だけ強がって無理してたからね」
「……別に……」
二人がそこら辺にあった椅子に座る。
私も身を起こそうとした。
う、だるい……体が重い…………鉛みたい……
ゆ「ほら、無理しない〜」
そういってゆうた君が起き上がるのを手伝ってくれる。
「……ぁ。……ありがとう…」
ゆ「どういたしまして」
ひ「体、動かすのきつくなった？A」
「…違うよ！ん〜、ずっと寝てたからじゃないかな……」
ひ「はい、嘘つかなーい〜」
ゆ「A、かなり顔色悪いよ？」
「……えっ…………はは〜冗談言わない〜……」
うぅ……二人に真剣な顔でみられると困る…………
隠しきれてない？いやー、まだまだですね……
「…え、ね、別の話しよ！えーっと、学校どう？授業、どこまでいったの？」
笑って笑わないと、わたし。笑ってるよね？
ひ「…Aに無理させられないし、帰ろう。ゆうた君」
ゆ「…うん」
「じゃあね」と言って病室を出る二人の背中をみて、私だけ置いていかれるような、ここにポツンって一人で残されるような感覚になった。
あ、…………ご、めんね……どうしよう…………
嫌われてないよね……？……やだ、怖い……
隠せない。隠せなくなってる……
その日に病室に来るひとは看護師さんとお医者さんくらいだった。
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與風(プロフ) - 白羽ゆゆさん» 毎度毎度すみません！変換ミス多過ぎて自分が１番悲しい…。教えて下さって本当にありがとうございます！ (2017年10月13日 18時) (
レス) id: fb6fa0599d (このIDを非表示/違反報告)
白羽ゆゆ(プロフ) - 仁兎なずなが二兎になってますよ(^^) (2017年10月13日 17時) (レス) id: bb3c96127f (このIDを非表示/違反報告)
與風(プロフ) - 南恋さん» ごめんなさい！なおしました。教えて下さり、ありがとうございます！ (2017年9月23日 23時) (レス) id: fb6fa0599d (このIDを非表示/違反報告)
南恋 - あの、衣更真央になってるところ、衣更真緒です！！ (2017年9月23日 22時) (レス) id: 96fa1601d9 (このIDを非表示/違反報告)
與風(プロフ) - 蓮城桜さん» ぁぁ！ありがとうございます。単純にミスです。すみません！ (2017年9月17日 20時) (レス) id: fb6fa0599d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：與風 | 作成日時：2017年4月9日 11時
