ねぇ当主様、私かなり優良物件だと思うから取り敢えず嫁にして【五条悟】

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「…呆れた」


「は？」









あの時傑さんが笑ってたのはそう言う意味か

悟様が見ていたと気づいていて、ワザと必要以上に顔を近づけてきた。挑発するような笑みも私にじゃなくて悟様に向けて…それにまんまと引っ掛かってそこら辺の女でストレス発散。

そして傑さんはこれを機に私に急接近、って感じね









「だから、呆れたって言ったんです。悟様にも傑さんにも」


「…え、私も？」


「当たり前じゃないですか。あんなに顔を近づけてくるなんて変だと思ったんだよ…あぁ、先に言っておくとキスはしてませんから。目元についてたゴミを取ってもらってただけです」


「…んな嘘付いたって」


「どう思うかはご勝手に。まぁその様子見て嫉妬したんですかね、女とお楽しみの声聞かせてきた悟様には心底ムカつきました。私よりも良い女抱いてたんですよね？私よりも若くて綺麗でピチピチで完璧な女抱いてたんですよね？？」









そんな女いないと思うけど！！

悟様以上の顔面を持ってる男が現れないのと同じように、私以上の顔面持ってる女そうそういないと思うけど！！抱けるって事は相当の顔だったんだろうな…私も1度見てみたいものだね、悟様が抱けるほどの顔がいい女の人。

いや私性格悪すぎて笑っちゃうな









「傑さんもいい加減諦めて貰えませんか？私悟様が好きなんですよ、顔面もクズなとこもたまにある優しいとこも悟様だから好きなんです。申し訳ないですが貴方の気持ちには答えられません」


「……そうか」


「…え、待って？」


「何ですか悟様」


「Aって、僕の事好きなの？」


「今更すぎてウケる…やっべ」









また口調軽くなってたわ









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