ねぇ当主様、私かなり優良物件だと思うから取り敢えず嫁にして【五条悟】

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帰り道、ふと夏油さんから貰った紙を見る

あー、どうしよう。夏油さんカッコいいかもしれない、本気なんだとか言われて堕ちない女いる？いないよね、イケメンに言われたら尚更だって話よ。タイプって程ではないけど顔良いもん夏油さん。

でもこれ連絡先追加したの悟様にバレたら面倒だよね？









「…はぁ、なんで私鈍感な女に産まれなかったんだろ」









好意を抱かれてるかどうかは別として、悟様は多分嫉妬する

私の事を俺のものって言うくらいだ、ここで夏油さんと私が良い雰囲気になってたら不機嫌になる事は目に見えて分かる。花嫁修行にノリノリだし、意外と私本当に悟様の嫁にされちゃう？

…文句は無いな、顔よし金よしだもん









「あれ、Aさん？」


「？あぁ恵様でしたか、お久しぶりですね。お元気そうで何よりです」









名前を呼ばれ後ろを振り向けば懐かしい顔

わぁ恵くんだ、そう言えば悟様が話してたっけ。恵のいる1年担任するんだ〜って、つまり横の2人も1年生かな？羨ましいな、お肌ピチピチだ…最近の若い子って可愛い子多く無い？

まぁ私も全然可愛いけど、まだまだ現役だけど









「恵様〜！？」


「どう言う関係なのよ伏黒！」


「何もねぇよ、Aさんもその呼び方やめて下さい」


「ふふ、ごめんね恵くん。そちらはお友達？」


「虎杖悠仁っす！」


「釘崎野薔薇よ」


「華園A、悟様の専属使用人をしています。よろしくね」









待って、帰りプリン買おうとしてたの忘れてた

まだ間に合うし今度こそ帰り買って行こう









「さ、ささ…」


「悟様〜！？」









いや、うるさ

元気ありすぎだね若者よ









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