名前、呼び間違えました【五条悟】【夏油傑】

すまん９ ページ9

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あれから1ヶ月くらい









「悟ー、飴ちゃんあげる」


「おー、さんきゅ…」


「そだ傑、明日の任務について何だけど…」


「……あぁ、うん。なんだい？」


「………」









私は努力に努力を重ね
呼び間違える事は無くなった

ただ、何か可笑しい

傑も悟も、妙に動きが不自然だ
そっぽ向いたり、ぼーっとしてたり








「え、何…嫌がらせ？」


「は？何処の何奴だよ、A虐めてる奴」


「生かしてはおけないね、殺すか」


「いやアンタらだよ」


「「…は？」」









何言ってるんだお前みたいな顔で見つめられる

待てよ、私がは？って言いたい
何で私が可笑しいみたいな感じなのさ

間違いなくこの2人が可笑しいのに









「名前間違えてないのに何が不満なのよ」


「何も不満なんてねぇけど」


「嘘じゃん、大嘘じゃん。じゃあ何でそっぽ向くのさ」


「悟、ちゃんと相手の目を見て話さないとダメじゃないか」


「待て待て、傑も私と話す時ぼーっとしてるからね？何処見てるのか分かんないし」


「おとぼけかよ、傑」


「…悟、ちょっと話そうか」









何でどうしてそうなるの









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