す き す き 、 だ ー い す き【呪術廻戦】

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「すぐる、すき」


「すぐる、ぎゅーしよ」


「ねぇすぐる、私頑張ったよ？ほめて」









昨日から事あるごとに私の元へ来るA

だいぶ懐かれたみたいで、会うたびに"すき"や"ぎゅーしよ"など言ってニッコリ笑って私を見つめてくる。別に嫌な気はしない、可愛らしい容姿をしているし、ちょこちょことついてくる様子は小動物にも似ている

まぁ、初めて交わした言葉が"すきです"にはかなり驚いたけどね









「…A、そろそろ離れようか」


「無理、今心の治療中。すぐるセラピー」









私の膝に乗って抱きつくA

この後は悟と任務がある、そろそろ行かないと悟がこっちに来てしまう。出会って2日しか経っていないが、分かる。きっと悟とAの仲は暫く悪いままだ

…この状況を見られたら確実に言い合いになる









「…うげ、傑なんだよそれ。でけぇ赤ん坊だな、子守か？」


「悟、すまない。すぐ行くから外で待っていてくれ」


「…子守されてない、すぐるへの愛伝えてるだけ。さとるすぐ私のこと煽る、そーゆーの良くないよ」


「何だよチビ、喧嘩売ってんなら買ってやるよ。まぁ、どうせ勝てるわけねぇけどな！」


「すぐる、本当にさとると親友なの？だいじょーぶ？無理してない？」


「ｯ〜出会って2日目のお前に分かるわけねぇだろ！さっさと離れろ、傑は今から俺と任務なんだよ！」









任務、確実に遅刻だな









「…硝子、見てないで助けて欲しいんだけど」


「面倒だからパス」









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