賞味期限切れの子供は戦闘用に【約束のネバーランド】

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.*…


目…、もう見えてる？


いや、私はまだうすぼんやりと…。


つまり奴の目はまだ見えていない…！！



「それじゃみんな、この作戦で行こう」



今度こそ終わらせる



これで勝つんだ！！



ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ


まずエマがレウウィスに撃つ。


だがレウウィスは相当数を聴覚と化物な身体能力で避けていく。


“予想通り___”


自然と口角が上がってしまうのを必死で隠す。



「エマ！逃げろ！！」



続いてレイと私で目は勿論、それ以外も奴を的に弾をぶっぱなす。


レイが蹴り飛ばした机をレウウィスが、これまた “予想通り” に切り裂いてすかさず銃弾が奴に当たる。


レウウィス…思った以上に閃光が効いている。



けど___


確実に見え始めている。


でもまだ銃弾を掴めるほどじゃない！！


大丈夫、今！この狭い屋内でなら人間が有利！！


弾もある。銃も。いくらでも。


エマから聞いて、作戦で使うはずだった武器の場所は把握しきっている。



それら全部


惜しみなく


ありったけをぶっ放す！！！



多分、今頃奴なら私達の戦法に気づき始める。


そう思えばきっと楽しみ、そして本気で闘いたがる。そう同じ立場で。


外に出る。


またそれも “予想通り”。



「させるかよ」

「キイィ」

「5人目」



まだ追える！！


一発でも多く！！


するとレウウィスが何かを避けた。


その “何か” を確認することは出来なかったが…。



「いけ！！アダム！！その怪物をブッとばせ！！！」



その瞬間、私達はいっせいに顔と銃口を空に向けた。


空中、逃げ場がない。きっと避けられない。


オジサンの掛け声で皆が空中の的めがけて引き金を引いた。


だが地に足がつけば、まだ避け続けるレウウィス。



“目が 感覚が戻るまで”



この策をしくじれば私達の負け


それまでさえ防ぎきれば


[レウウィスの勝ちだ]


押し通す！！


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