第30話 ページ32
貴方side
もう一度言う、犬は嫌いだ
それなのに俺は何故が今、友人と共に昼食を取ろうとしただけなのに犬も同じ食卓にいる
どうなっている
貴:レイジー中尉、オズワルド中尉、これは一体どう言うことだ。俺はお前ら2人を呼んだつもりだが？
R:呼ばれたな。
O:呼ばれたね。
しれっと2人同時にベーコンを口に運ぶ2人からセバスに視線をむけ口を開く
貴:、、、セバス。
「私は何もしておりません。
R:連れて来たの俺たちだしなwww
O:主にレイだけどね。
チ:あのー、帰りましょうか？？
雰囲気に耐え切れなくなったのか、瓶底メガネの男がそう言ったがすぐさまレイが口を挟んだ
R:いろよ。明後日ついて来るんだろ？ならちょっとは仲良くしとこーよ。
少しはわかっとかないと、連携のれの字もないじゃん。誰が来るとか知らないけど
オズと俺に迷惑かけるつもり？息の合わない狼を連れて歩くのはごめんなんだけど。
O:それには同感だね。息の合わない人達を連れて歩くのはちょっとねー。
Aもさ、俺たちのためだと思ってちょっとは歩み寄って置いてよ、ね？
レイも俺もその人達も生身の人間なんだからさ、大事にしてよねw
クスクス笑うオズとレイの言葉に深くため息を吐いてセバスに向かって口を開いた
貴:セバス。
「はい。
貴:、、、こいつらの昼食を温めてここに持ってこさせろ。出来るだけ早く。
「承知いたしました。
ふぅ、と息をついて紅茶を口に含めばあっけに取られていた深緑の瞳の男が息を吐くように言った
オ:うそやん、、マスターが言い負けた、、、。
貴:言い負けたのではない。引いたのだ。どちらも粘着剤のようにしつこいからな。
R:酷くない？？
O:酷いよA。
貴:黙れ。さっさと食え。
R:食べたら隊に戻っちゃうけどいいんだなw
O:せっかちなんだからwww
貴:、、、もういい、わかったからゆっくり食え。
ケラケラ笑う2人と物珍しげに俺を見つめる犬ども、あぁなんだか腹が痛くなって来たな
貴:お前らはさっさと食え。
そう言ってやれば小さくポツポツと返事が返って来る。2人の提案だとは言え
どうして小汚い犬と共に飯を取らねばならないのか全くもって理解ができない
そう思っているのがわかったのか、なおのこと楽しそうに笑うオズとレイに向かって冷ややかな目向ければ
何故かもっと楽しそうな瞳で返され、無意識に吸い込んだ息を深く深く吐き出すのであった
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愛月咲良(プロフ) - スマホ没収されてる間にこんなに更新されててとても嬉しいですありがとうございます続編行くの早いですね！おめでとうございます(*ﾟ▽ﾟﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ (2021年7月18日 19時) (
レス) id: 4a6d894003 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 27話で貴:となってますよ！ (2021年7月13日 19時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
レイモ - 和紙さん本当にすごいですね､､､新作有難うございます！更新のしすぎで体調など崩さないようにしてください！毎日和紙さんの作品見返しています！神作品をこれからも作り続けてください！応援しています！ (2021年7月4日 23時) (レス) id: 2eb1ed3a12 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐の八尾狐(プロフ) - 新作ありがとうございます…今回も発想が素晴らしい…想像の斜め上以上でした…(？)体調に気をつけつつ無理しない程度で頑張ってください！応援してます！ (2021年7月4日 19時) (レス) id: 87bbf51bed (このIDを非表示/違反報告)
あほ - 神作品を見つけてしまった...よくやったワイ！ (2021年7月4日 18時) (レス) id: 7787f6d795 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2021年7月4日 11時
