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貴方side
暫し黙っていれば、やや暖かい手が俺の手首を握ってくる。背中にいたベータがその手を舐めたのがわかった
貴:、、、どうしましたか、コネシマさん。
暫くされるがまだままになっていたが、何も言われないため口を動かし問いかける
だがコネシマさんは返事をしない。普段はうるさく騒いでいる人物が黙るとこうも変な感じがするのか、と
そんな事を考えながら、もう一度息を深く吸って吐いてから声をかけた
貴:、、コネシマさん？
コ:カイには、、あの三人には言うとらんのか？
貴:、、、はい。その必要はないかと判断しましたので。
コ:なんでや。普通直ぐにでも言うやろ。幼馴染なんとちゃうんけ。
貴:幼馴染です。ですが、それとこれとは話が別だと私は考えます。彼らには、、、将来がある。
軍人という職業の自由の無さはよく知っております。私に構っている暇はないでしょう。
言い切っては息を吐く。長文を喋るのはきついな。なんて、やや荒れてしまった呼吸を整えながら思う
そんな俺を他所に、コネシマさんはまた黙りこくって何も言わない。どうやら何が考えているらしい
だがそんな事俺には関係ない。背中にいるベータの毛皮を堪能していれば、眠くなってきた
貴:コネシマさん、、すこし、ねます。
コ:、、おう、わかった。
思考を中断されて出された返事を聞いてから、意識を暗闇に手放す
俺の家に、こんなに大勢の人がいる。屋敷にいる俺以外の人の気配が何故だかとても懐かしく思った
三時間ほど経って、ペロペロと顔を舐められて目覚めると何故か囲炉裏で雑炊を作っている立花さんがいた
「あ、お目覚めになられたんですね。おはようございます！調理器具、お借りしてます。
貴:囲炉裏で雑炊、、、ですか。
「はい！実は俺生まれが極東の方でして、囲炉裏で料理できるんですよ。
貴:そうですか、、、。
「はい。あ、他の隊員たちはちゃんと部屋でレーション食べてますよ。これは一応Aさんのです。
食べれそうですか？と問いかけられ、ゆったり身体を起こそうとすればそっと抱き起こされた
辺りを見渡して、部屋にいるのが立花さんだけな事を確認してから瞼を下ろして問いかける
貴:コネシマさんはどちらに？
「コネシマ隊長は今、数名の隊員と屋敷の外の見回りに行ってらっしゃいます。
貴:そうですか、、、。
「はい。
どうぞ、とそっと雑炊の入ったお椀を渡されてこの人結構グイグイくるな。と少々考えた
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雨狐(プロフ) - 大丈夫です！お身体大事にして下さってありがとうございます！！！！ (2022年9月28日 17時) (
レス) @page14 id: 03cb1ed386 (このIDを非表示/違反報告)
ひみず - 体調がすぐれないときってすごく辛いですよね…そんでもって仕事とか忙しいと思うので気長に待ちます！お身体に気をつけて過ごしてください！…よし、過去作読みに行くぞ〜((( (2022年9月26日 23時) (レス) @page14 id: cf97838499 (このIDを非表示/違反報告)
flower(プロフ) - お知らせしてくださってありがとうございます。いくらでも待ち続けますのでゆっくり体を休めてください…和紙さんのお話大好きです！過去作見ながら待ってますm(*_ _)m (2022年9月26日 18時) (レス) id: 7fbdbdddf5 (このIDを非表示/違反報告)
しきれさん(プロフ) - いつも楽しいお話有難うございます！お体に気をつけてください( >_< )いつまでも待ってます！ (2022年9月26日 16時) (レス) @page14 id: bb34574bf7 (このIDを非表示/違反報告)
U - お大事にヾ(´｡••｡`)ﾉ (2022年9月26日 16時) (レス) id: e026feee7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2022年7月31日 13時
