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貴方side
総統室の前について、ノックして、トントンが中に入ってく
そんなトントンの後ろ姿を追いかけて僕も中に入ったらは知ってきたグルッペンに抱きしめられた
僕が驚いている間にグルッペンは僕を勝手に抱き上げて言った
グ:トン氏!!こいつ飼おう!!!
ト:はぁ!?なに言うとんねん!!そんなんわいらが決めてええこととちゃうやろ。
貴:ピィ!
べしっ!と翼で頭を叩いてグルッペンの腕の中から逃れてトントンの肩に乗る
ト:ほら、いややって。
貴:ぴ。
グ:人間の言葉理解しとるんか??頭ええなお前、、、。是非欲しい。
貴:ぴっ。
ヤダ。ってプイッと顔を横にそらしたら諦めたのかグルッペンが僕の頭を撫でたから
飼われるのは嫌だけど、友達になってあげてもいいかなとは思った
この日から僕は暇になったら軍に遊びに来るようになった
毎日とはいかないけど、ちょくちょく遊びに来る僕にみんなもう慣れたみたいで
1ヶ月経った今じゃ窓から入ってくる僕に驚く人は殆どいなくなってた
今日もお昼から遊びに行ったら、資料室から大きな音が聞こえてきて、不思議に思って入ってみる
そしたらエーミールがファイルの下敷きになってて凄くびっくりした
慌ててファイルを咥えて退けて咥えて退けてを繰り返してエーミールを掘り出す
エーミールは軍大学の先生らしくて、よく資料室にこもってるんだけど、たまにこうなるから凄く心配だ
貴:ピィー!!ピィ!!
エーミールー!!起きろ!!とお腹をつつきまくったら飛び起きた
エ:はっ!?あ、Aやん。助けてくれたん??ありがとうな。
よしよし、と片手で僕を撫でながら片手で自分の頭をさするエーミール
エ:いった〜。
貴:ピィ。
全く。と言いながら周りに散らばったファイルを色別に分けておいたらエーミールは褒めてくれる
ふんす!と胸を張ったらこれでもか!ってくらい撫でてくるからそれはちょっとうざい
ファイルを元の場所に戻したエーミールは頭上のファイルに向かって手を伸ばす
それ、また同じことにならない?って思ってたら横にあったファイルが落ちてきそうだったから飛んで押し戻す
仕方ないからついでに隣のファイルを取って渡してあげたらエーミールは苦笑しながらお礼を言った
エ:ありがとうな、A。
貴:ピィ。
うん。と返事をしてから資料室からしまっていたドアを開けて出て行った
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優雅矢雫(プロフ) - 可愛すぎちょー好き! (2020年12月27日 0時) (レス) id: 6140c46fdc (このIDを非表示/違反報告)
腐女子だよ、偏見の目で見るんじゃねぇ - 更新お疲れさまです、ありがとうございます (2020年8月30日 23時) (レス) id: a8834356f6 (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ(プロフ) - 主人公くんいい子…可愛い…はっ!これは…神では…?好きです(唐突な告白) (2020年8月30日 1時) (レス) id: f3c1e985f9 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 連続で申し訳ないです。30のずこここここ…の下り笑いました!シリアスになるのか…と思った矢先の笑いありがとうございます! (2020年8月27日 22時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 思ってたのにな、の終わりでもういい意味での鳥肌ぶわぁってなりました。凄い好きです! (2020年8月26日 3時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:地縛霊 | 作者ホームページ:
作成日時:2020年8月11日 23時