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貴方side
貴:お前、ファミリー最弱じゃなかったのか。
「それは前の話です。
「グ:どうしたA！！
貴:、、、別に。なんでもない。
俺が吐いた言葉は、こんな状況なのになぜかとてもやんわりとしていて
緊張感がないと怒られても仕方ないと思うぐらいの声色だった
リツ:、、、貴方はなんとも不思議な人ですね？どうしてそう他人のことに気を使うのです。
貴:他人じゃないから。
リツ:いいえ他人です。だって貴方は彼らの仲間じゃない。
無表情で投げかけられた言葉に、俺は軽く笑って返してやる
貴:仲間じゃなかったら庇っちゃダメなのか？相手が俺の事を嫌ってるからって、助けるのはダメか？
笑わせるな。人間もっと身勝手に生きても文句は言われない。
俺は、俺の好き嫌いで生きてる。だからこれも俺の好き嫌いだ。
俺があいつらのこと好きで仕方ないからやってること、あいつらからしたら気持ち悪いだろうけど
貴:俺は嫌われても構わない。
多分、これが最後だ。人生で、たった一度、最初で最後の守りたい心だ
これが終われば多分、泡みたいに消えてしまう心だろうが終わったあとはどうでもいい
リツ:変わった人間ですね。、、、馬鹿らしい。早く死んでください。
貴:嫌だ。
ため息を吐かれたので、にっこりと笑って即答してやればイラッとしたらしく
汚い真っ赤な瞳を俺に向けて、顔に貼り付けていた笑みを消した
貴:おぉ、こわい。怒った。
タンッと地面を蹴る音に合わせて右へ体をずらせばつけていたGPSが撃ち抜かれてこわれた
貴:あ。
やっべ、怒られるー。と考えはするものの、体は勝手に銃弾を避ける
長年の戦闘による条件反射や勘が働いて1発もかすりもしない
流石に笑けてきてどうにかこうにかグッと抑えたけど、あまりの掠らなさに声を上げて笑いそうになった
速いには速いが、慣れてくると動きがロボットのように見えてきた
キリのいいとこまで避けて、今度はこっちからだと小銃をしまい込みナイフを抜いて接近戦に持ち込む
避けられるが、避けるので精一杯のようで、反撃が来る様子はない
たまーに撃ってくるがナイフで弾けるので、これといって問題はなかった
リツ:なるほど、、、貴方は異様に戦い慣れているのですね。そのお年の割に。
貴:だから？
グッと踏み込んで全力で手を蹴り上げてやれば、バキッ！！と音がした
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ゆき - いい物語でした‼作者さんありがとうございます。 (1月4日 12時) (
レス) @page42 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
ウィリー - 一気読みしました、すごくいい物語ですね…！！書いてくれてありがとうございます！！！！これはアニメ化してもいいのでは！？！？いつも応援しています！ (2022年9月2日 12時) (レス) id: 19daafe7ae (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 作者様、、。こんないい物語つくってくれてありがとう、、、。ゴザイマス←敬語使い慣れてない人 (2021年12月20日 18時) (レス) @page43 id: f731cae52b (このIDを非表示/違反報告)
かに(プロフ) - 一気読みしちゃったんですけどとにかく最高です、、泣きました！他の作品も一気に読んでいて他の作品でも泣きました！応援してます！ (2021年7月31日 18時) (レス) id: f85de546f7 (このIDを非表示/違反報告)
闇雲玲華(プロフ) - 一気読みして主人公がやり直した回数数えてみたら思ったよりしてなくてすごってなってしまった (2021年2月28日 12時) (レス) id: 72af1bed3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年11月19日 23時
