第25話 ページ27
貴方side
クスクスと笑いながらゾム隊長は我々に向かって言葉を投げてくる
ゾ:そうか〜、秋瀬はスパイかーwAはどっちなんん?鬼?スパイ??
貴:素直に白状するとでも?秋瀬がスパイだということはわかっていたのでしょう?
貴方は明らか様に秋瀬を避けて動いていましたからね。大方食った所を見たのでしょう。
秋:うっそ!まじで〜?
貴:わざとばらしたくせに白白しいな。
秋:んははwハンデだよぉ〜www
ゾ:俺相手にハンデとかやるなぁw
秋:ひぃ〜、こわーいww
ケラケラと笑ってゾム隊長を煽る秋瀬。秋瀬の目的は自分に目を向けさせることと誘導
秋瀬がスパイだと分かったのだから、ラスト五分までは秋瀬からは逃げるが勝ち
これは俺にも言えることだが、これらの情報をもとに動くと慣れば俺と秋瀬にはまだ接触しないほうがいい
あと五分でケリをつける
今全体で残っているのは我々と各隊の古参とゾム隊長のみ
そしてたった今、ゾム隊長の気を会話で引いているうちに鬼専用の無線で他の人間を全て始末したのを聞いた
さて
貴:もう貴方だけですよ、ゾム隊長。
ゾ:え、嘘やん。
貴嘘じゃないです。あと、貴方秋瀬から離れるために結構な距離移動しましたよね?
いいこと教えてあげますよ、ゾム隊長。小官は今秋瀬隊員と真反対の場所にいます。
バンッ!!と開かれた扉、その先にいるのは予測通り焦った様子のゾム隊長
貴:お疲れ様です。
銃声が響いてドサリとゾム隊長が床に伏せる。最後はとても悔しそうな顔をしていた
負けるのは悔しい
それはよくわかる
「っしゃぁ!!!勝った!!!ゾム隊長に勝ったぞ!!!やばくね!?
「まじやべぇ!!お前らやるな、ほんと、良くやった!!!
「お前らほんとに新兵かぁw??ゾム隊長の動き読むとか何者だw
秋:結構簡単でしたけどね。
貴:ここは狭い。5VS1では逃げ場も限られてくる。味方最大の脅威と呼ばれるゾム隊長といえど
ここでたった一人では難しいでしょうね。五分までギリギリ持つか持たないかでしょうし。
秋:初めの方で半分くらい喰われましたからね〜w
インカムで騒ぎ合う鬼たちをよそに、ゾム隊長の背をトントンと叩いて起こす
貴:ゾム隊長。
ゾ:、、、っあ〜〜、負けた。くっそ悔しいw
貴:次の試合が始まります。さっさとどきましょう。
ゾ:おん、、いっこ聞いてもええ?
貴:はい。
ゾ:君、どっち?
貴:、、、そうですね、
ちゃんと人間ですよ
普段は
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三千代(プロフ) - 今、読み返してますがこのシリーズほんとに好きです〜!!!震えが止まりません! (2022年2月4日 17時) (レス) @page48 id: 969193beea (このIDを非表示/違反報告)
フランドール(プロフ) - 次のパート待ってます!体に気をつけてくださいね。久しぶりに来たので、途中だった他の作品見てきます! (2020年2月1日 20時) (レス) id: 8dc430943e (このIDを非表示/違反報告)
ミオ - お疲れ様です!作品好きです(突然の告白) ひとらん頭撫でるの好きやな... (2020年1月15日 18時) (レス) id: 4083773df2 (このIDを非表示/違反報告)
47 - え、、、好き。(小説の内容が) (2019年12月23日 22時) (レス) id: 08487fa41c (このIDを非表示/違反報告)
キーさん(プロフ) - 新作おめでとうございます。この作品も毎日更新されるのを気長に待っております。貴方様の作品は何時も次回が気になって夜しか眠れなくなりますね…。 (2019年12月17日 13時) (レス) id: 4dd6ec14bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:地縛霊 | 作者ホームページ:
作成日時:2019年12月1日 22時