第24話 ページ26
貴方side
あのあと残りの禁止事項なんかを聞いたあと、早速始まった鬼ごっこ訓練
此方の隊から16人彼方の隊から14人、新兵から古参までごっちゃ混ぜだ
耳につけているインカムは試合開始後オープン回線。つまり全員が聞いているし話している
場所は基地から少し離れた場所にある要塞。良くこんなもの作ったな、、、という出来である
スタート位置は皆違う。開始前20秒のうちに基地に入り指定された場所で待機
指定される場所は毎回違うので、いきなり襲われることはない、待機後インカムで役職を聞く
制限時間20分、人間陣営なら五分まで耐え忍ぶ。鬼ならバレぬように殲滅。スパイも似た感じ
参加者は皆腰にポーチをつけており、役職によってポーチの開く時間が異なる
鬼とスパイなら最初から開かれ中にある銃とナイフを使う、人間ならラスト五分で開く
さて、俺はなに陣営だ？
指定された位置までいき、腕時計で時間を確認。あと3...2...1
ピーッと音が鳴りインカムが告げる
「貴方はスパイです」
貴:ふはっw
流石に笑ってしまった。スパイだと疑われている現状でスパイを引くとは面白い
インカムが鬼の名前を上げていき、鬼にのみ声が聞こえるボイスボタンが有効になった
そして仲間のスパイだが、、、
「白隊からはA隊員と秋瀬隊員」
これも流石に笑った。あいつもかぁ、と小さく呟いてしまったほどだ
役職公開30秒後、オープン回線開始
慣れているのか古参の人間が何やら喚いているが知るか！と走り回る
じっとしてても仕方ない。鬼ごっこなのだから人を始末して回ればいい
装弾数(使用回数)は6。当てさえ出来れば6人は減らせる。楽勝だな
「そこにいるのは誰だ！
貴:白隊のAだ。
「よし！近寄んなまじで！！
貴:わかった。
と離れながら鬼に場所を報告してさっさと次の人間を探して10分経過
3発使って3人食った
着実に人が減っていっていて人間陣営の阿鼻叫喚が止まらない
秋:A〜w
貴:秋瀬か。
秋:人間陣営あと何人残ってると思う？
貴:5人だな。
秋:ありゃ、これオープン回線よ？そんな的確に数字出したら疑われるぞ〜？？
貴:いいんだよ、もう。あと残っているのは緑隊の古参二人と白隊の古参二人と、ゾム隊長だけだ。
秋:うわ、さらっとスパイバレされたw
ケラケラ笑う秋瀬の声に戦慄している残りの人間陣営だが、一人クスクスと笑っている
声の主は心底楽しそうに言った
ゾ:こっからやでw
と
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三千代(プロフ) - 今、読み返してますがこのシリーズほんとに好きです〜！！！震えが止まりません！ (2022年2月4日 17時) (
レス) @page48 id: 969193beea (このIDを非表示/違反報告)
フランドール(プロフ) - 次のパート待ってます！体に気をつけてくださいね。久しぶりに来たので、途中だった他の作品見てきます！ (2020年2月1日 20時) (レス) id: 8dc430943e (このIDを非表示/違反報告)
ミオ - お疲れ様です！作品好きです(突然の告白) ひとらん頭撫でるの好きやな... (2020年1月15日 18時) (レス) id: 4083773df2 (このIDを非表示/違反報告)
47 - え､､､好き。(小説の内容が) (2019年12月23日 22時) (レス) id: 08487fa41c (このIDを非表示/違反報告)
キーさん(プロフ) - 新作おめでとうございます。この作品も毎日更新されるのを気長に待っております。貴方様の作品は何時も次回が気になって夜しか眠れなくなりますね…。 (2019年12月17日 13時) (レス) id: 4dd6ec14bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年12月1日 22時
