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貴方side
優しい赤を忘れないように、ゆっくり瞳を閉じてを、ゆっくり開いた
そして、私は剣を抜いた
ガギッ、と刃と刃がぶつかり、繋いでいた手が自然と離れた
ひ:A!!
貴:気にしないで!行って!!教授を連れて、早く行ってください!!
軍服を見るに相手は今回戦争した国の残党兵、要するに雑魚、私が負ける相手じゃない
腹に一発蹴りを入れてやれば、軽く吹っ飛んで行ったのを見てから
次いで攻撃してきた別の残党の攻撃を受け流して剣の鞘で後頭部を殴った
ざっと気配を数えて12、よくこんなに生きて逃れたものだと一瞬感心した
ひとらんらんがエミさんを連れて走っていく背中を片目に、それを追おうとしていた残党を斬った
貴:私が目の前にいながら、追いかけられるとでも思いましたか?
これでも彼の護衛役を三年はやらせていただいた身です、貴方達のような雑魚を通すようなこと
死んでもしませんよ。
私の言葉に、半数が顔色を真っ青にかえるが、半数はそれでも、と言った様子
面白い、と思った。
過激な思想になってしまったの、きっと彼のせいだと心のどこかで思いながらも
もうすでに根がおかしい事を認めてしまっていますので、半分冗談になりますね
半分ですが。
ナイフを片手に突っ込んできた残党のナイフの刃をわざとらしく斬り捨てた
前も言いましたが、私の剣にはダイヤが含まれている、そのおかげで
斬れないものなど、あまりなかったりします
競合いだって、私がへんな体勢で受けなければ、相手の刃がダメになるようになっているのです
だから、さっき競り合った残党の剣の刃ば使い物にならないほどガタガタだった
私の剣を見た敵は、大体が私からこの剣を奪おうとするのですが
奪われないためにあるのが体術ですので。
私の腕を狙って振り上げられたナイフを蹴り飛ばし、剣の柄で思いっきり殴る
剣が邪魔になってしまったので、仕方なくしまって、彼らに言うのです
貴:体術がいいのであれば言ってくださればよかったのに。
剣の刃が全て鞘に納められる、と同時に、リーダー格の男に一瞬で詰め寄った
貴:こんにちは。
男:ひっ!?
貴:情けない声を出さないほうがいいですよ、今度は声が出なくなりますから。
手を捻り上げ、拘束し、持っていたナイフを喉元に突きつけて言えば、男は黙って頷いた
次の瞬間
喉が斬れるのなどお構いなしでこちらに振り返り、ニヤリと笑って
なにかのスイッチを押した
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ハト - パスワード解除ありがとうございます!いまきがつきました!あした見ます! (2021年3月17日 21時) (レス) id: bbc0313281 (このIDを非表示/違反報告)
にあ - パス解除ありがとうございます 面白かったです (2019年6月8日 18時) (レス) id: 517e27685c (このIDを非表示/違反報告)
しあ - なんか、、、いつのまにか涙が出てました。 いつから涙もろくなったのかわからないですけど、凄く感動してます! (2019年6月1日 14時) (レス) id: d3cdf1a55c (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ファ〜↑しんさん怖い。wwwwしゅごいね!(←w (2018年8月27日 23時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
らずらいと。 - シルトメーチさんの作品どれもすごい大好きです!!続々編楽しみに待ってます(((o(*゚▽゚*)o))) (2018年6月12日 19時) (レス) id: 163ac01fe3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:地縛霊 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年5月15日 0時