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貴方side
多い残党、動かないβ。何かが引っかかるのに、その何かがわからない
βとあの国は仲が悪かった、それはかなり有名な話だったはずですが、、、
本当にそうでしたっけ？
ウロウロと動き回りながら記憶の引き出しを乱雑に開く
なんだ、なにが引っかかってる？この時間の私は、何かを知っていたはず
ゾ:なぁ。
貴:！す、すみません、少々考え事をしておりました。どうしましたか？
ゾ:なんか引っかかってるんやろ。
貴:えぇ、、何かが引っかかっているのですが、その何かがわからないんです。
ゾ:、、、今日、夕方18時からβに侵入してこいって、グルッペンに言われてん。付いて来い。
貴:へ？
突然の「付いて来い」に驚いて間抜けな声を出せば、彼はいう
ゾ:なんか引っかかってるんやったら、探りに行けばええだけやろ。
貴:た、たしかにそうかも知れませんが、、、ゾムさんは、潜入時、いつも一人行動じゃないですか。
ゾ:せやで、せやから、お前も一人行動したらええやん、ミスらんかったらええ話やし。
ゾムの言葉に絶句する、彼は毎回言うことが的を得ているようでそうじゃない
ゴリ押しの時もあれば、きちんと考えている時もあるので、彼の言葉に乗るのは
毎回、賭けなのです
貴:貴方がそう言うのであれば、行かせていただきますが、、、総統閣下に許可を取らないと、、。
ゾ:グルッペンには俺からもう言ってる。許可も出てるし、問題ない。
貴:！へぇ、行動がお早くて毎度たすかりますね、流石ゾムさんです。
ゾ:別に。
「俺もう寝るから」と去って言ってしまった彼の背中を見つめ手を振る
彼の背中はすぐに見えなくなってしまう、彼の背中は、見れないのが当たり前だ
彼は本能的に背中を見せない、それに加えていつもフードを被っているものだから
彼の真緑の瞳は、幹部にしか見えない
幹部のみんなは、自然と彼の目が見える角度を知っているのです
だからこそ、私と彼の瞳が合うのですから
ーーーー
雨は朝方になるにつれ、どんどん止んで行き、朝日が昇ったその時には、止んでいた
貴:おはようございます。皆さん。
時間を調整し食堂に行けば全員揃っていたので、そう挨拶をし、食堂を出る
いつもこうなのです。皆さんに挨拶だけして、私は部屋に戻る
みんなが、ちゃんと生きてそこにいることを確認してから、日記に目を通す
食事は、取らなかった
食べれる気がしなかった
もう、なにも要らないと感じていた
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ハト - パスワード解除ありがとうございます！いまきがつきました！あした見ます！ (2021年3月17日 21時) (
レス) id: bbc0313281 (このIDを非表示/違反報告)
にあ - パス解除ありがとうございます 面白かったです (2019年6月8日 18時) (レス) id: 517e27685c (このIDを非表示/違反報告)
しあ - なんか、、、いつのまにか涙が出てました。 いつから涙もろくなったのかわからないですけど、凄く感動してます！ (2019年6月1日 14時) (レス) id: d3cdf1a55c (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ファ〜↑しんさん怖い。wwwwしゅごいね！（←w (2018年8月27日 23時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
らずらいと。 - シルトメーチさんの作品どれもすごい大好きです！！続々編楽しみに待ってます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年6月12日 19時) (レス) id: 163ac01fe3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年5月15日 0時
