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貴方side
ここに来て、食べ物をあまり食べていない、それでも私は生きている
私は本当に化け物になったのかも知れない、まぁそれでもいいけれど
それでもいいけれど、そうであるのなら、しっかりしていなければいけない
仲間に向かって剣を抜きたくない、仲間に向かって酷いことを言いたくない
守りたいのに、傷つけるくらいなら、私は一人になってやる
貴:主よ、貴方がそれ望むなら、私は一向に構わない、が、これだけ覚えておくがいい。
主よ、私は貴様を許さない。
神などいない、そう口にしたあの時から、いもしない貴様を憎んでいる
こんな私では、きっと化け物になったことすら自身でもわからないのだろう
けれどそれで構わない
キラリと光った懐中時計を握りしめ、時を刻む秒針を睨んだ
ト:あの〜、Aさん？
貴:ふぁ！？あ、と、書記長様！？すみません気がつかなくて！！！
後ろから突然声をかけられ、振り返れば、苦笑しているトントン
彼のことだ、ノックはしてくれたのでしょうが、私が気がつかなかった
必死に謝罪すれば、彼は困ったように笑いながら、許してくださった
ト:今日ゾムと一緒に出るんやろ？せやったらちゃんと食べなあかんで？あと、わいの机の上整理した？
貴:あ、、、あの、すみません。机の上は、その、少し目に付いたので、、、勝手にすみません。
ト:えぇねんで？めっちゃわかりやすなとったから助かったしな！！
にっこりと微笑んで、私の頭をぐしゃぐしゃと優しく撫でるトントン
一瞬、本気で怒られるかと怯えてしまったのが、ばれてしまったようでした
申し訳ない
貴:あ、ありがとうございます。今度からは、一声かけますね。
ト:ん、そうしてくれるともっと助かるわ。
貴:はい。
私の返事を聞いて、なぜか苦笑するトントン、私、なんかやりましたかね？！
貴:あ、あの、なにか？
ト:いや、、、なんでもないで。
貴:そう、ですか。
ならなぜ、そのような表情をなさるのですかトントン、どうして、、、
そのような、悲しい顔をするのですか
彼はまた困ったように笑って、自身の部屋にお帰りになられた
撫でられた髪が、少し跳ねている。それを手で直しながら、呟く
貴:トントン、「ありがとう」とは言わなかったなぁ、やっぱり迷惑でしたね。
もうやめよう
前のように、過ごすのは
もうやめましょう
前のように、動くのは。
彼らにとっては迷惑なだけだから
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ハト - パスワード解除ありがとうございます！いまきがつきました！あした見ます！ (2021年3月17日 21時) (
レス) id: bbc0313281 (このIDを非表示/違反報告)
にあ - パス解除ありがとうございます 面白かったです (2019年6月8日 18時) (レス) id: 517e27685c (このIDを非表示/違反報告)
しあ - なんか、、、いつのまにか涙が出てました。 いつから涙もろくなったのかわからないですけど、凄く感動してます！ (2019年6月1日 14時) (レス) id: d3cdf1a55c (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ファ〜↑しんさん怖い。wwwwしゅごいね！（←w (2018年8月27日 23時) (レス) id: 4e186dbe54 (このIDを非表示/違反報告)
らずらいと。 - シルトメーチさんの作品どれもすごい大好きです！！続々編楽しみに待ってます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2018年6月12日 19時) (レス) id: 163ac01fe3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年5月15日 0時
