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貴方side
いつのまにか基地から出るのに成功してた
外は夜だったようで真っ暗で、途中からショッピを背負うのはロボロに任せた
ちょっと心配だったけどまぁ、うん、、、なんとかなってたからよしとした
走り続けるのにも疲れて、こそこそと路地裏をまるで影を伝うみたいに歩いていく
不意に疲れ切っていたからか、前を歩いてたロボロと背負われたショッピに向かって口を開いた
貴:あのさぁ。
ロ:んー？なに？？
貴:俺、別にエージェントとかじゃないんだよね。
ショ:え、それなんの冗談？？
貴:いや、ほんとのことだから。
あはは、と自分でも疲れ切った声だと思う声で言えば二人は俺の方を見てま？と言いたげな顔をした
なんかテオもえ？って顔してる気がするけど放置してうんうん頷いて真顔のまま続ける
貴:俺すこぶる運悪くてさー、バイト先が大体真っ黒なんだよ。大体が裏組織の下っ端の仕事でさ。
これがさ、びっくりするぐらい気づかないんだよマジで。いつもギリギリになって気づいて逃げるんだ。
俺パニクになったりすると口調が変わるんだよ。多分これ病気だよ間違いない怖いわ俺自分が。
ははははは、と声だけで笑ったら若干引かれた感じがしてイラッとしたんだけど
まぁいいか、と思いながら真上を指差して苦笑しながら胃痛を覚えつつ言った
貴:まぁ兎に角おれ運がないんだわ、、、こんな感じでさ！！！
その場でしゃがめば後ろからナイフが飛んできて頭があった場所を通過していく
貴:ほら、悪運の女神が爆笑し始めたぞ。ははは。
俺が避けたことにより地面に向かっていったナイフが地面に当たって飛び上がって
真上にあった縄で固定されてた看板のその縄を切り裂いて俺に向かって落ちてくるから俺は全力回避
で、回避した方向に大量の敵。後ろは看板で塞がれてて戻れないし分断されたしでオワコン
俺の人生モードナイトメア！！！！
死にたくないで脳みそいっぱいいっぱいになるのに、手に持ってるのは看板の縄切って飛んできたナイフだけ
本当に凄腕のエージェントなら良かったのに。そしたらこんな状況でもきっと冷静だ
でも俺は一般人だから、頭は真っ白で即停止するしそのせいでもうなんの音も聞こえない
相手が向かってくる、
助けは来ない
ナイフが喉元に迫る、俺は自分を殺す相手の顔すら最後に見れない。そんなの嫌だ、死にたくない
プツン、と
俺の意識はそこで落ちた
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ゆき - めっちゃ面白かったです‼毎回思いますが、このような物語を思いつく作者さん天才!! (1月5日 20時) (
レス) @page35 id: 3fb3742587 (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - なんだろう、いつも思うんです…オリキャラとの関係、すきだなぁ、って (12月3日 20時) (レス) @page35 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
噫 - オチ最高すぎます...！！w元々は誰がなんと言おうと、心のキャパも一般人の夢主くんの人間味のある性格に惹かれました...素敵です、愛... (2023年2月16日 4時) (レス) @page36 id: 83dbe52863 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉぉぉぉぉぉ - オチがwwww最高すぎるだろwwwwww (2022年12月30日 18時) (レス) @page34 id: 473fb732d8 (このIDを非表示/違反報告)
プロかぁ？ - 和ヶ紙さんの作品マジ毎回面白いっすわ！ほんとに一気読み出来ちゃうくらい。マジリスペクトしてますチッス。 (2022年11月28日 9時) (レス) @page34 id: e5fea05a65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地縛霊
| 作者ホームページ：
作成日時：2021年11月27日 23時
