【wrwrd!】我々さんと魔眼の守り手【男主】

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貴方side

ト:そう、やな。すまんな。

貴:いい！全然大丈夫w！俺はのーとはっきり言える男だからな！！

ト:せやなw。あ、せや、A。ワイにさん付けはいらんで。呼び捨てでええよ。

貴:そう？なら、んー、、、トントン？

ト:いま何考えたんですかねぇwww

貴:あだ名とかつけらんないかな〜ってwww

ト:変なのはやめてやw？

貴:はーいw


変なのじゃなかったらいいのかーwと思っていたら、トントンが言った


ト:Aはあだ名とかあったん？

貴:んー？あだ名、、、かぁ。


あだ名、あだ名、、、一個だけあるけど、言えたもんじゃないからなー


貴:特にない！

ト:そうなんや。

貴:ん。、、、ほかにないなら、俺もう行くけど？

ト:これから、どうする気なんか聞いてもええ？約束に違反せん程度にでええから。


真剣な瞳で問われた言葉に、しばし考えてから口を開いた


貴:取り戻したいものを、取り戻せればそれでいいんだ。だから、取りに行きたいって思ってる。

ト:その、取り戻したいものってのは？


トントンの言葉に頭を横に降る。するとトントンは深くは聞いてこなかった


ト:じゃあ、具体的にどう取り替えそう、とか、考えてたりとかする？

貴:ルードルの第2屋敷に忍び込もうと思ってる。あそこの地図は頭に入ってるし。

どうせ第1の方の金庫にあったものはもう第2の方に移動されてるだろーから。

ト:地図はどれぐらい鮮明に覚えとる感じ？できれば共有してほしいんやけど、、、。

貴:いーよ。紙とペンもらえる？


そういえばトントンはさっと紙とペン、それに定規も持ってきてくれた


それを使って、頭にある地図を鮮明に書き写す。覚えることは得意だ


よく見て覚えたから


貴:できた。

ト:え、えらい精密やな、、、。

貴:記憶能力については誇れるものがあるからwww！家族に、記憶するのが得意な人がいてさ。

その人が、記憶する時のコツとか、色々教え込んでくれてたから！！

ト:へぇ、、、すごいんやなぁ、Aの家族さん。めっちゃ有能やん。


トントンに褒められて素直に嬉しく思って、ウンウンと頷きながら言う


貴:みんないい奴なんだ！！頭はいいし、口は回るし、優しいし、技能は高いし。

ちゃんとダメなことはダメって言うし、理不尽に怒られたことなんか、ないから。


誇れる家族だ


ほんとは、みんないい人なのに、理不尽に恨まれることが多かった


この世は理不尽だ

この世は理不尽だ



人間はいつだって

理不尽だ

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